八つ目様、こんばんは！
　こちらは積もるほどではないにしても雪が降りました。嬉しいような寒さで大変だわで気持ちとしては忙しさに拍車がかかります。
　バタバタしてもう月の真ん中、コミケまであと二十日もない状態なのが信じられないです。
　本当に時間が過ぎるのが早く感じてしまいます。

「『蟬ヶ沢さんは過保護』の表紙イラスト」
　流石は八つ目様です。こちらのイラストは任務の時の様子です。中身こそ夢小説のくくりではあるのですが、真面目にふざけて書いたので、スクイーズの表情は原作にありそうだと意識して描きました。
　スクイーズとしては凄く真面目に任務の対象の警戒をするのですが、蝶さんとしては肩は寄せられるわ、口に手を当てられそうになるわで、意識してしまいます。
　普段のセミさんに戻ったらこんな手を組んでくれるのはあんまりなさそうですね。
　イベントでは表紙を見て買ってくれる人がある程度予想出来る関係がくみ取れるように書いてみましたが、ひとりでも手に取ってくれる人がいたらいいなあと思います。

「『蟬ヶ沢さんは過保護』裏表紙」
　一番先に書いたのはこの後のボツなのですが、どうしても納得が行かず、二三案を出して決めたのがこちらです。
　表紙の関係性の補足として、頬をむにむにするセミさんとむにむにされる蝶さんに決まりました。
　蝶さんがやや先走った行動をお説教するセミさんですが、彼の脳内では「頬がやわらかい」で埋め尽くされて萌えてます。私のセミさん像の補正が強いのですが、話ではこのイラストの方がしっくり来ますね。
　いちゃいちゃ一歩手前の関係がもう好きで好きで、電撃文庫の裏表紙のようなミニキャラで描いてみました。
　時間があればしっかりとした線画であれこれ出来たのですが、この絵でも十分可愛いのでこれで良しです。

「『蟬ヶ沢さんは過保護』裏表紙ボツ」
　二人を表す動物ということでセミさん（スクイーズ）はくま、蝶さんはうさぎとして描きました。
　没にしたのは二人の関係性としてのモチーフとしては中身にそぐわない、分かりづらいかなと思いました。

　今回は小説のカバーも作成できたので、実際に本に被せての完成状態を見るのが楽しみです。
　原作の電撃文庫や「天使篇」掲載の『電撃ヴんこの』のパロディを意図としてデザインをしたので、ご存じの方は気づいてくださるといいなと思ってます。

　表紙イラストだけではなくボツイラストまで楽しんでいただけて嬉しいです。
　無理をしない程度の無理をして頑張って次の本を作ってます。
　八つ目様も無理をしない程度に創作も実際の生活をお過ごしください。
　ご感想ありがとうございました！本当に励みになります！

2021/12/13 21:30