第三十話(最終話)
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ヒロインside
「鈴、大丈夫か?」
「うん」
エースに連れて来られたのは一番背の高いマストの上にある見張り台
下を見るとかなりの高さ
とてもじゃないけど、1人では絶対に登れないな~
「怖くないか?」
「大丈夫っ!見張台って初めて登ったけどすごいねっ」
真下を見てしまうとちょっと怖いけど、360度見渡す限りの海
しかも時間は夕刻
空は緋く色づいていた
「綺麗・・・」
この船に乗ってから夕日を見るのは初めてじゃないけど、この高さから見るとまた違う景色だった
それに、夕日は一番好き
まるでエースの炎みたいに綺麗
「こっから見る景色、俺も好きなんだ」
頭上から聞こえるエースの声・・・
柵に手をついて夕日を眺めている私の後ろからエースの手が重なる
背中に感じるエースの体温
まるでエースが後ろから私を抱き締めているみたい・・・
藍の事があってからエースは本当に優しくて・・・
いつもそばにいてくれる
1人でいられなかった私はエースの部屋で過ごしていた
エースがそばにいてくれても不安が完全になくなるわけではなく・・・
夜中に思い出したように涙を流し、震える私を優しく抱き寄せ・・・
・・・・・・・落ち着くまで何度も何度も・・・キスしてくれた・・・
思い出すと顔が熱くなる
藍が目を覚まして、安心した時にふと・・・考えた・・・
エースが毎晩一緒にいてくれるのは・・・同情?
エースの行動の意味が分からない・・・
今だって・・・
エースが後ろから私の手に自分の手を重ねる
その手は凄く温かく、優しい
「ねぇ・・・エー「鈴、このままの状態で聞いてくれ」・・・うん?」
思い切ってエースに聞いてみようと私が口を開くと同時にエースが話しだした
なんだろう・・・と思ったけど、その声がとても真剣で・・・
そして、エースの手は少し震えているように感じた
私は黙ってエースの言葉を待った
_
「鈴、大丈夫か?」
「うん」
エースに連れて来られたのは一番背の高いマストの上にある見張り台
下を見るとかなりの高さ
とてもじゃないけど、1人では絶対に登れないな~
「怖くないか?」
「大丈夫っ!見張台って初めて登ったけどすごいねっ」
真下を見てしまうとちょっと怖いけど、360度見渡す限りの海
しかも時間は夕刻
空は緋く色づいていた
「綺麗・・・」
この船に乗ってから夕日を見るのは初めてじゃないけど、この高さから見るとまた違う景色だった
それに、夕日は一番好き
まるでエースの炎みたいに綺麗
「こっから見る景色、俺も好きなんだ」
頭上から聞こえるエースの声・・・
柵に手をついて夕日を眺めている私の後ろからエースの手が重なる
背中に感じるエースの体温
まるでエースが後ろから私を抱き締めているみたい・・・
藍の事があってからエースは本当に優しくて・・・
いつもそばにいてくれる
1人でいられなかった私はエースの部屋で過ごしていた
エースがそばにいてくれても不安が完全になくなるわけではなく・・・
夜中に思い出したように涙を流し、震える私を優しく抱き寄せ・・・
・・・・・・・落ち着くまで何度も何度も・・・キスしてくれた・・・
思い出すと顔が熱くなる
藍が目を覚まして、安心した時にふと・・・考えた・・・
エースが毎晩一緒にいてくれるのは・・・同情?
エースの行動の意味が分からない・・・
今だって・・・
エースが後ろから私の手に自分の手を重ねる
その手は凄く温かく、優しい
「ねぇ・・・エー「鈴、このままの状態で聞いてくれ」・・・うん?」
思い切ってエースに聞いてみようと私が口を開くと同時にエースが話しだした
なんだろう・・・と思ったけど、その声がとても真剣で・・・
そして、エースの手は少し震えているように感じた
私は黙ってエースの言葉を待った
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