第二十九話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヒロインside
「藍、調子はどう~?」
医務室に行くと仲良さそうに寄り添い、笑い合うマルコと藍
藍の意識が戻らなかった数週間
マルコは酷かった
寝ずに藍に付き添い、その間に仕事をする
もちろん、心配したのはマルコだけじゃないし、私だって死ぬほど心配した
けど、私にはエースが付いていてくれた・・・
藍のいない部屋で1人になる事が出来ない私はずっとエースの部屋にいた
夜中、ふと思い出す血だらけで倒れいている藍の姿
その度に涙を流す私をエースは抱き締め・・・
そして・・・
「鈴?どうしたの?」
医務室の扉の前に立ったままの私を不思議に思った藍が声をかけた
「ううん。何もないよ~。マルコばっかり藍を独占してずるいと思っただけ~(笑)」
そう言ってケラケラと笑うとマルコは少しだけバツの悪そうな顔をした
どうやら自覚はあるらしい(笑)
「・・・仕事をしてくるよい」
仕方がない・・・といった様子でマルコは医務室を出て行った
「鈴ったら・・・あまりマルコを苛めないでよ?」
そう言った藍の目があまりに優しくて・・・
「・・・藍、もしかして・・・自覚したの?」
マルコの事好きだって
藍のマルコの事を見る目、マルコの事を話す時の表情が以前と違う
「えっ・・・」
一瞬にして顔を真っ赤にした藍
次の瞬間、今まで見た事がないような可愛らしい笑顔で・・・
「ええ・・・」
頷いた
「そっかぁ~。マルコ、喜ぶだろうなぁ~。ねぇ、いつマルコの言うの?」
嬉しい
マルコなら藍を大事にしてくれる
ちょっと寂しいけど・・・
藍とマルコの話しで盛り上がっていた時・・・
「鈴、いるかぁ~?」
医務室に入って来たのは・・・
「エース?」
「おう。藍、元気か?」
「ええ、だいぶね。それよりも鈴に用があったんじゃないの?」
「そうそう、鈴、オヤジが呼んでたぞ?」
オヤジさんが?
「なんだろう?ちょっと行ってくるね?また後で話そうねっ?!」
藍と恋バナなんて初めてだもん
もっとじっくりと話したいしね~
そして、私は医務室を出た
エースがそのまま医務室に留まった事も知らずに・・・
_
「藍、調子はどう~?」
医務室に行くと仲良さそうに寄り添い、笑い合うマルコと藍
藍の意識が戻らなかった数週間
マルコは酷かった
寝ずに藍に付き添い、その間に仕事をする
もちろん、心配したのはマルコだけじゃないし、私だって死ぬほど心配した
けど、私にはエースが付いていてくれた・・・
藍のいない部屋で1人になる事が出来ない私はずっとエースの部屋にいた
夜中、ふと思い出す血だらけで倒れいている藍の姿
その度に涙を流す私をエースは抱き締め・・・
そして・・・
「鈴?どうしたの?」
医務室の扉の前に立ったままの私を不思議に思った藍が声をかけた
「ううん。何もないよ~。マルコばっかり藍を独占してずるいと思っただけ~(笑)」
そう言ってケラケラと笑うとマルコは少しだけバツの悪そうな顔をした
どうやら自覚はあるらしい(笑)
「・・・仕事をしてくるよい」
仕方がない・・・といった様子でマルコは医務室を出て行った
「鈴ったら・・・あまりマルコを苛めないでよ?」
そう言った藍の目があまりに優しくて・・・
「・・・藍、もしかして・・・自覚したの?」
マルコの事好きだって
藍のマルコの事を見る目、マルコの事を話す時の表情が以前と違う
「えっ・・・」
一瞬にして顔を真っ赤にした藍
次の瞬間、今まで見た事がないような可愛らしい笑顔で・・・
「ええ・・・」
頷いた
「そっかぁ~。マルコ、喜ぶだろうなぁ~。ねぇ、いつマルコの言うの?」
嬉しい
マルコなら藍を大事にしてくれる
ちょっと寂しいけど・・・
藍とマルコの話しで盛り上がっていた時・・・
「鈴、いるかぁ~?」
医務室に入って来たのは・・・
「エース?」
「おう。藍、元気か?」
「ええ、だいぶね。それよりも鈴に用があったんじゃないの?」
「そうそう、鈴、オヤジが呼んでたぞ?」
オヤジさんが?
「なんだろう?ちょっと行ってくるね?また後で話そうねっ?!」
藍と恋バナなんて初めてだもん
もっとじっくりと話したいしね~
そして、私は医務室を出た
エースがそのまま医務室に留まった事も知らずに・・・
_