第二十六話
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ヒロインside
停泊中のモビーディック号
いつもは賑わっている甲板も今日は静かだ
そんな中私の隣に並ぶのは・・・
ハルタ・・・
船で迷子になっていた私に優しくしてくれたハルタ
繋いでくれた手にホッとした事を覚えている
可愛いハルタの笑顔に癒された
大好きな家族の一人・・・
そんなハルタが私を?
考えた事もなかった
「なんて顔してるのさっ」
可愛い顔が台無しだよ?とやっぱり笑うハルタ
「ハルタ・・・あの・・・」
何て言ったら良いんだろ・・・
「鈴の笑顔が好きだよ。すぐ怒る所も、すぐに泣く所も好きだよ・・・でも、一番好きなのはエースと一緒にいる時の鈴の笑顔が好きなんだ」
「・・・ありがとう・・・ハルタ。優しくしてくれてありがとう。泣いている時は涙を拭ってくれてありがとう・・・私もハルタが好きだよ。家族として・・・大好きなんだ・・・」
泣くのを我慢してハルタの目を真っ直ぐに見る
ハルタは優しく私を見守ってくれる
「でも・・・エースは家族としてじゃないの・・・エースは私にとって特別・・・たった一人なの・・・」
エースが唯一の人・・・
「だから・・・」
ハルタの事は・・・
「うん・・・分かってるよ。エースが嫌になったらいつでもおいでよ(笑)」
冗談交じりに笑うハルタ
「ふふふ・・・ありがと。ハルタ・・・」
エースとは違うけど・・・
恋じゃないけど、大好きだよ・・・
ハルタが去った後、そのまま甲板で黄昏た
この船に来て、いつもエースが傍にいてくれて・・・
エースとケンカした時は藍やマルコ、サッチ、ハルタやみんなが傍にいてくれて・・・
こうやって一人でいるのって初めてかも
ずっと藍と2人きりの生活だったのに、この船に来てからは必ず誰かが傍にいてくれた
その中でもやっぱりエースの隣が一番好き
もちろん藍の隣も大好きだけどね
うん・・・
大好きな人達に囲まれて私・・・
「幸せだぁ~~~」
「ぶっ」
甲板に1人だと思って海に向かって叫んでみた・・・
1人だと思ったんだもん・・・
なのに・・・
「・・・エース」
後ろで誰かが噴出した事に気付いて振り返ると笑いをかみ殺しているエースがいた
「なに叫んでんだ(笑)バカっぽいぞ・・・あっ、ぽいんじゃなくてバカなのか(笑)」
「ちょっ!!!ひどっ!!!!バカじゃないもんっ」
グシャグシャとエースが私の髪の毛をかき混ぜる
「ハハッ。髪ボサボサ(笑)」
「もうっ!!!エースのせいでしょっ!!!」
悪い悪いと言いながら自分でボサボサにした私の髪の毛を手で梳いて整えてくれる
その手は大きくて温かい・・・
「・・・髪の毛・・・なんか、いつもと違うな・・・サラサラしてる・・・」
気付いてくれた・・・
昨日、みんなでエステに行ってヘッドスパもしてもらった
綺麗になった私を見て欲しくて昨日、エースに会いに行ったんだよね・・・
昨日の今日でエースと会うのはちょっと気まずいと思ってた
逢いたいけど逢いづらい・・・
そう思ってたのに、やっぱりエースに逢うと嬉しい
楽しい
エースがいつも通りに接してくれている事も大きい
「・・・昨日の服も綺麗だった・・・似合ってた・・・」
エースが目を反らし顔を赤くした
昨日、エースの為に選んで、エースに見せたかった服
ちゃんと見ててくれたんだ・・・
嬉しい・・・
昨日、あんなに辛かったのに・・・
エースの一言で一気に浮上してしまう
現金だなぁ~私ってば・・・
「・・・・・・ありがと。エースに見せたかったから嬉しい」
素直にそう言って笑えば、エースも笑ってくれた
私の大好きな太陽のような笑顔
「なぁ・・・次の島の時は、あの服着て一緒に出かけようぜ?」
「えっ!?いいのっ!?」
嬉しいっ!!!
この島は上陸期間が3日間しかないからエースと一緒に出かける事は出来そうになかった
「ああ」
「絶対だよっ!」
「あぁ・・・だから・・・ハルタと出かけんなよっ!」
エースはそう言い捨てて船内へと入って行った
ハルタに嫉妬・・・してくれたのかな・・・
エースのバカ・・・
期待しちゃうじゃない・・・
早く次の島に上陸したいなぁ~と気の早い事を考えていた私
そんな私に買い出しから戻って来た藍が焦ったような顔をして抱き付いて来た
そして鈴は私の耳元で・・・
「サッチが悪魔の実を手に入れた」
そう囁いたのだった・・・
_
停泊中のモビーディック号
いつもは賑わっている甲板も今日は静かだ
そんな中私の隣に並ぶのは・・・
ハルタ・・・
船で迷子になっていた私に優しくしてくれたハルタ
繋いでくれた手にホッとした事を覚えている
可愛いハルタの笑顔に癒された
大好きな家族の一人・・・
そんなハルタが私を?
考えた事もなかった
「なんて顔してるのさっ」
可愛い顔が台無しだよ?とやっぱり笑うハルタ
「ハルタ・・・あの・・・」
何て言ったら良いんだろ・・・
「鈴の笑顔が好きだよ。すぐ怒る所も、すぐに泣く所も好きだよ・・・でも、一番好きなのはエースと一緒にいる時の鈴の笑顔が好きなんだ」
「・・・ありがとう・・・ハルタ。優しくしてくれてありがとう。泣いている時は涙を拭ってくれてありがとう・・・私もハルタが好きだよ。家族として・・・大好きなんだ・・・」
泣くのを我慢してハルタの目を真っ直ぐに見る
ハルタは優しく私を見守ってくれる
「でも・・・エースは家族としてじゃないの・・・エースは私にとって特別・・・たった一人なの・・・」
エースが唯一の人・・・
「だから・・・」
ハルタの事は・・・
「うん・・・分かってるよ。エースが嫌になったらいつでもおいでよ(笑)」
冗談交じりに笑うハルタ
「ふふふ・・・ありがと。ハルタ・・・」
エースとは違うけど・・・
恋じゃないけど、大好きだよ・・・
ハルタが去った後、そのまま甲板で黄昏た
この船に来て、いつもエースが傍にいてくれて・・・
エースとケンカした時は藍やマルコ、サッチ、ハルタやみんなが傍にいてくれて・・・
こうやって一人でいるのって初めてかも
ずっと藍と2人きりの生活だったのに、この船に来てからは必ず誰かが傍にいてくれた
その中でもやっぱりエースの隣が一番好き
もちろん藍の隣も大好きだけどね
うん・・・
大好きな人達に囲まれて私・・・
「幸せだぁ~~~」
「ぶっ」
甲板に1人だと思って海に向かって叫んでみた・・・
1人だと思ったんだもん・・・
なのに・・・
「・・・エース」
後ろで誰かが噴出した事に気付いて振り返ると笑いをかみ殺しているエースがいた
「なに叫んでんだ(笑)バカっぽいぞ・・・あっ、ぽいんじゃなくてバカなのか(笑)」
「ちょっ!!!ひどっ!!!!バカじゃないもんっ」
グシャグシャとエースが私の髪の毛をかき混ぜる
「ハハッ。髪ボサボサ(笑)」
「もうっ!!!エースのせいでしょっ!!!」
悪い悪いと言いながら自分でボサボサにした私の髪の毛を手で梳いて整えてくれる
その手は大きくて温かい・・・
「・・・髪の毛・・・なんか、いつもと違うな・・・サラサラしてる・・・」
気付いてくれた・・・
昨日、みんなでエステに行ってヘッドスパもしてもらった
綺麗になった私を見て欲しくて昨日、エースに会いに行ったんだよね・・・
昨日の今日でエースと会うのはちょっと気まずいと思ってた
逢いたいけど逢いづらい・・・
そう思ってたのに、やっぱりエースに逢うと嬉しい
楽しい
エースがいつも通りに接してくれている事も大きい
「・・・昨日の服も綺麗だった・・・似合ってた・・・」
エースが目を反らし顔を赤くした
昨日、エースの為に選んで、エースに見せたかった服
ちゃんと見ててくれたんだ・・・
嬉しい・・・
昨日、あんなに辛かったのに・・・
エースの一言で一気に浮上してしまう
現金だなぁ~私ってば・・・
「・・・・・・ありがと。エースに見せたかったから嬉しい」
素直にそう言って笑えば、エースも笑ってくれた
私の大好きな太陽のような笑顔
「なぁ・・・次の島の時は、あの服着て一緒に出かけようぜ?」
「えっ!?いいのっ!?」
嬉しいっ!!!
この島は上陸期間が3日間しかないからエースと一緒に出かける事は出来そうになかった
「ああ」
「絶対だよっ!」
「あぁ・・・だから・・・ハルタと出かけんなよっ!」
エースはそう言い捨てて船内へと入って行った
ハルタに嫉妬・・・してくれたのかな・・・
エースのバカ・・・
期待しちゃうじゃない・・・
早く次の島に上陸したいなぁ~と気の早い事を考えていた私
そんな私に買い出しから戻って来た藍が焦ったような顔をして抱き付いて来た
そして鈴は私の耳元で・・・
「サッチが悪魔の実を手に入れた」
そう囁いたのだった・・・
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