第二十四話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ヒロインside
はぁぁぁ・・・
眠れなかった
エースの事
ハルタの事
何で思うようにならないんだろう・・・
何だかんだ言ってもいつも傍にいてくれるエースに甘えすぎてたのかな・・・
部屋で1人膝を抱えて座る
藍は朝からマルコとデート
出かける前に可愛く着飾ってあげた♪
元が綺麗な藍は何もしなくても綺麗だけどねぇ~
更に綺麗になった藍を見て、マルコは喜んだだろうなぁ(笑)
ほんと・・・
羨ましいなぁ
マルコは最初から藍一筋
藍以外を見ていない
誰もが・・・
藍以外の皆がマルコの気持ちに気付くくらい
マルコは藍が好きだ・・・
本当に羨ましいなぁ・・・
私もあんな風にエースに想われてみたい・・・
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「でっけぇ溜息だなぁ(笑)」
笑いながら部屋に入って来たのは・・・
「乙女の部屋に勝手に入ってくるのやめてよね・・・サッチ」
「いや、何度もノックしたよ~?」
気付かなかった・・・
「・・・で?何の用?」
自分で思ったよりも冷たい声を出してしまってすぐに後悔した
これじゃ、八つ当たりだ・・・
でも、サッチは気にせずに・・・
「昼飯、食べに来なかっただろ?お腹空いてると思ってさっ」
そう言ってテーブルの上にトレイを置いた
その上には・・・
「・・・美味しそう」
私の好きな具が入ったサンドイッチにフルーツの盛り合わせ
それから私の好きなミルクティ
「もちろん、自信作さっ♪食べて食べて」
勧められるままテーブルの前に座り、ミルクティを飲んだ
私の好きな甘いミルクティ
サンドイッチも・・・
「美味しい・・・」
「だろ?」
心が温まる・・・
サッチのこういう所、本当に凄いと思う
「エースとハルタがさぁ、どっちが鈴ちゃんに昼飯を持って行くかケンカしてさ、大変だったんだよ(笑)」
今一番聞きたくない名前が出てきて体がビクッと震えた
そんな私に気づいたサッチはポンポンと優しく頭を撫でてくれる
サッチは本当に優しい
そんな優しいサッチにも特別がいる
「ねぇ、サッチ・・・辛くならない?」
「何が?」
と笑って聞くが、多分サッチは私の聞きたい事は分かっている
「藍の事・・・」
サッチの特別は藍
でも、サッチは見守るだけ
上手に隠し通している
私の問いに苦笑いを浮かべるサッチ
でも、真剣に・・・
「そうだなぁ、辛い・・・と思う事もあるけどそれ以上に嬉しんだよな。藍ちゃんが幸せそうにしてくれるだけで・・・それが俺の隣じゃなくてもな」
そう言って笑うサッチはいつもよりかっこよく見えた
「それにさっ、どうしようもねぇんだよ。好きって気持ちはさぁ。やめる事が出来ねぇんだよなぁ」
分かるだろ?と言われれば・・・
うん・・・
エースが私の事を好きじゃなくても私はエースが好き
「それにさ、鈴ちゃんはまだ諦めるには早いだろう?」
そうだね・・・
サッチは分かっている
サッチの気持ちが実る事はない事を
それでも多分サッチあの2人の間に入れば、2人の仲をかき回す事はできる
それをしないどころか藍の相談に乗ったりするのサッチが藍の幸せを第一に考えているからなのよね・・・
「ありがとう・・・サッチ」
「いいって事よっ。鈴ちゃんも可愛い妹だからなっ!」
サッチに励まされ、私も前を向こうと決心した
その数日後・・・
私達にとって運命の日がやってくる事になるなんて・・・
この時はまだ知らない・・・
_
はぁぁぁ・・・
眠れなかった
エースの事
ハルタの事
何で思うようにならないんだろう・・・
何だかんだ言ってもいつも傍にいてくれるエースに甘えすぎてたのかな・・・
部屋で1人膝を抱えて座る
藍は朝からマルコとデート
出かける前に可愛く着飾ってあげた♪
元が綺麗な藍は何もしなくても綺麗だけどねぇ~
更に綺麗になった藍を見て、マルコは喜んだだろうなぁ(笑)
ほんと・・・
羨ましいなぁ
マルコは最初から藍一筋
藍以外を見ていない
誰もが・・・
藍以外の皆がマルコの気持ちに気付くくらい
マルコは藍が好きだ・・・
本当に羨ましいなぁ・・・
私もあんな風にエースに想われてみたい・・・
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「でっけぇ溜息だなぁ(笑)」
笑いながら部屋に入って来たのは・・・
「乙女の部屋に勝手に入ってくるのやめてよね・・・サッチ」
「いや、何度もノックしたよ~?」
気付かなかった・・・
「・・・で?何の用?」
自分で思ったよりも冷たい声を出してしまってすぐに後悔した
これじゃ、八つ当たりだ・・・
でも、サッチは気にせずに・・・
「昼飯、食べに来なかっただろ?お腹空いてると思ってさっ」
そう言ってテーブルの上にトレイを置いた
その上には・・・
「・・・美味しそう」
私の好きな具が入ったサンドイッチにフルーツの盛り合わせ
それから私の好きなミルクティ
「もちろん、自信作さっ♪食べて食べて」
勧められるままテーブルの前に座り、ミルクティを飲んだ
私の好きな甘いミルクティ
サンドイッチも・・・
「美味しい・・・」
「だろ?」
心が温まる・・・
サッチのこういう所、本当に凄いと思う
「エースとハルタがさぁ、どっちが鈴ちゃんに昼飯を持って行くかケンカしてさ、大変だったんだよ(笑)」
今一番聞きたくない名前が出てきて体がビクッと震えた
そんな私に気づいたサッチはポンポンと優しく頭を撫でてくれる
サッチは本当に優しい
そんな優しいサッチにも特別がいる
「ねぇ、サッチ・・・辛くならない?」
「何が?」
と笑って聞くが、多分サッチは私の聞きたい事は分かっている
「藍の事・・・」
サッチの特別は藍
でも、サッチは見守るだけ
上手に隠し通している
私の問いに苦笑いを浮かべるサッチ
でも、真剣に・・・
「そうだなぁ、辛い・・・と思う事もあるけどそれ以上に嬉しんだよな。藍ちゃんが幸せそうにしてくれるだけで・・・それが俺の隣じゃなくてもな」
そう言って笑うサッチはいつもよりかっこよく見えた
「それにさっ、どうしようもねぇんだよ。好きって気持ちはさぁ。やめる事が出来ねぇんだよなぁ」
分かるだろ?と言われれば・・・
うん・・・
エースが私の事を好きじゃなくても私はエースが好き
「それにさ、鈴ちゃんはまだ諦めるには早いだろう?」
そうだね・・・
サッチは分かっている
サッチの気持ちが実る事はない事を
それでも多分サッチあの2人の間に入れば、2人の仲をかき回す事はできる
それをしないどころか藍の相談に乗ったりするのサッチが藍の幸せを第一に考えているからなのよね・・・
「ありがとう・・・サッチ」
「いいって事よっ。鈴ちゃんも可愛い妹だからなっ!」
サッチに励まされ、私も前を向こうと決心した
その数日後・・・
私達にとって運命の日がやってくる事になるなんて・・・
この時はまだ知らない・・・
_