第二十三話
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エースside
今回上陸した島は女が好きそうな島だった
案の定、ナース達が鈴と藍を誘って楽しそうに下船した
そう言えば、最近上陸した時は毎回鈴を一生だったなぁ~
たまには1人で回るか・・・と思ったけど・・・
面白くねーなぁ
いつの間にか鈴が隣にいるのが当たり前になってたんだな・・・
俺達があいつの世界に行ったとき、あいつがこっちの世界に来た時
いつでも一緒だったな
適当に島を回っていると部下に声を掛けられた
そして、行った先は酒場
仲間と飲むのは好きだ
ただ、面倒なのは・・・
「うぜぇ・・・」
「ちょっ!エース隊長、漏れてますっ。心の声がっ!」
何で飲んでるだけなのに女が寄ってくんだよ
あんま好きじゃねーんだよな
こういうの
そりゃ、俺だって男だし・・・
そういう欲望がないわけじゃない
女を買った事が無いこともない・・・
でも・・・
鈴はこんなにキツイ香水つけないよな~
鈴はこんなに化粧しなくても可愛いよな
鈴はもっと小さくて、もっと柔らかくて、もっと良い匂いがするんだよな
今はどんな女を見ても鈴と比べてしまう
あ~
鈴に会いてぇ・・・
そろそろ船に帰ってる頃だよな
俺も帰ろうと思った時、酒場の入り口に立ちすくむ鈴
「鈴?」
何で泣きそうになってるんだ?
そう思ったのと同時に俺に女が抱き付いている事に気が付いた
「!!!!!!!!鈴!!」
俺の声を無視して鈴は酒場を出て行った
追いかけようとする俺に抱き付いて離さない酒場の女
それに・・・
「鈴は僕がちゃんと面倒見るからエースは気にしなくていいよ。その綺麗なお姉さんと好きなだけ楽しんだら?」
黒い笑顔を張り付けたハルタ
鈴を渡して堪るかっ
そう思い、急いで2人を追いかけた
そして、俺が見たのは・・・
「何やってんだよ」
鈴を抱き締めるハルタ
鈴に触って良いのは俺だけだっ
「ハルタ、鈴を離せよ」
自分でも驚くほどの低い声
「なんで?僕、今鈴を口説いてる最中なんだよね~。邪魔しないでくれる?」
「てめぇっ」
俺とハルタの雰囲気をどうしたら良いのか鈴がオロオロしながら見ているのが分かる
「ねぇ、エース。何で?別に鈴と付き合ってる訳じゃないよね?僕が鈴を口説いてもなんの問題もないでしょ?」
ね?と相変わらず黒い笑顔を浮かべやがる
「何で?エースは鈴の事どう思ってるの?」
はっ?
どうって・・・
どうって・・・
どうと言われても・・・
可愛いけどバカで・・・
優しくて・・・
いつも俺にくっついてくる変態で・・・
でも、あいつが他の奴らに囲まれてるとイライラして・・・
今もハルタの隣にいる鈴を見てイライラしてる・・・
俺を必要としてくれる鈴が俺にも必要で・・・
でも、この気持ちをどう言ったら良いのかわかんねぇ
鈴が大事で、傍に居て欲しいって事しか分かんねーし・・・
頭わりーし、言葉にするの苦手なんだよな・・・
そんな事をどれくらい考えていたかは分からないが・・・
「もう良いよ・・・ハルタも、ちょっと1人にして」
「「えっ!!??」」
そう言って1人で走って船に帰る鈴の背中を茫然とハルタと2人で見送ってしまった・・・
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今回上陸した島は女が好きそうな島だった
案の定、ナース達が鈴と藍を誘って楽しそうに下船した
そう言えば、最近上陸した時は毎回鈴を一生だったなぁ~
たまには1人で回るか・・・と思ったけど・・・
面白くねーなぁ
いつの間にか鈴が隣にいるのが当たり前になってたんだな・・・
俺達があいつの世界に行ったとき、あいつがこっちの世界に来た時
いつでも一緒だったな
適当に島を回っていると部下に声を掛けられた
そして、行った先は酒場
仲間と飲むのは好きだ
ただ、面倒なのは・・・
「うぜぇ・・・」
「ちょっ!エース隊長、漏れてますっ。心の声がっ!」
何で飲んでるだけなのに女が寄ってくんだよ
あんま好きじゃねーんだよな
こういうの
そりゃ、俺だって男だし・・・
そういう欲望がないわけじゃない
女を買った事が無いこともない・・・
でも・・・
鈴はこんなにキツイ香水つけないよな~
鈴はこんなに化粧しなくても可愛いよな
鈴はもっと小さくて、もっと柔らかくて、もっと良い匂いがするんだよな
今はどんな女を見ても鈴と比べてしまう
あ~
鈴に会いてぇ・・・
そろそろ船に帰ってる頃だよな
俺も帰ろうと思った時、酒場の入り口に立ちすくむ鈴
「鈴?」
何で泣きそうになってるんだ?
そう思ったのと同時に俺に女が抱き付いている事に気が付いた
「!!!!!!!!鈴!!」
俺の声を無視して鈴は酒場を出て行った
追いかけようとする俺に抱き付いて離さない酒場の女
それに・・・
「鈴は僕がちゃんと面倒見るからエースは気にしなくていいよ。その綺麗なお姉さんと好きなだけ楽しんだら?」
黒い笑顔を張り付けたハルタ
鈴を渡して堪るかっ
そう思い、急いで2人を追いかけた
そして、俺が見たのは・・・
「何やってんだよ」
鈴を抱き締めるハルタ
鈴に触って良いのは俺だけだっ
「ハルタ、鈴を離せよ」
自分でも驚くほどの低い声
「なんで?僕、今鈴を口説いてる最中なんだよね~。邪魔しないでくれる?」
「てめぇっ」
俺とハルタの雰囲気をどうしたら良いのか鈴がオロオロしながら見ているのが分かる
「ねぇ、エース。何で?別に鈴と付き合ってる訳じゃないよね?僕が鈴を口説いてもなんの問題もないでしょ?」
ね?と相変わらず黒い笑顔を浮かべやがる
「何で?エースは鈴の事どう思ってるの?」
はっ?
どうって・・・
どうって・・・
どうと言われても・・・
可愛いけどバカで・・・
優しくて・・・
いつも俺にくっついてくる変態で・・・
でも、あいつが他の奴らに囲まれてるとイライラして・・・
今もハルタの隣にいる鈴を見てイライラしてる・・・
俺を必要としてくれる鈴が俺にも必要で・・・
でも、この気持ちをどう言ったら良いのかわかんねぇ
鈴が大事で、傍に居て欲しいって事しか分かんねーし・・・
頭わりーし、言葉にするの苦手なんだよな・・・
そんな事をどれくらい考えていたかは分からないが・・・
「もう良いよ・・・ハルタも、ちょっと1人にして」
「「えっ!!??」」
そう言って1人で走って船に帰る鈴の背中を茫然とハルタと2人で見送ってしまった・・・
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