第十八話
夢小説設定
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エースside
鈴達が正式に家族になった
それと同時に鈴は2番隊に、藍は4番隊所属になった時は驚いた
鈴はまぁ、予想通りだったけど・・・
藍は・・・
甲板で下っ端のクルーに交じって洗濯物を干している鈴を眺めながらそんな事を考えていると
「エース?さぼり?(笑)」
クスクスと笑いながら近づいてきたのは藍だった
「ちげーよ。休憩中。おれだって隊長なんだから色々忙しいんだよ」
藍は同じ年なので、いつも俺の事を子供扱いする
まぁ、出会いが出会いだっただけに仕方がねーのかもしれないけどさ
あのマルコですらたまに子供扱いされてるしなぁ~
「で?お忙しい隊長さんは鈴を見て癒されてたの?」
「っつ!!!ちげーよっ!!!お前こそ、1人で甲板に出て来て何してんだよっ」
鈴を見ていた事がばれて恥ずかしい俺は他の話題に話しを反らそうとした
「ふふふ。そんなにムキにならなくてもいいのに。私も休憩中よ。少し風に当たろかと思ってね」
「4番隊に入ったんだってな。てっきりマルコのいる1番隊に入ると思ってた」
何よりマルコが手放さないと思ったんだよな~
実際、藍が4番隊に入るって決まった時のマルコは怖かった・・・
サッチがすげー八つ当たりされてたな・・・
あれはさすがにちょっと可哀想になったぞ
「みんなそう言うのよね~。でも私、これでも料理が得意なのはエースも知ってるでしょ?」
確かに・・・
向こうの世界に世話になった時、食事は全部藍が用意してくれた
美味かったのを覚えている
「確かに藍の作る飯は美味いけど・・・」
「エースは?藍が2番隊に入って嬉しい?」
はぁ!?
「べっ別に嬉しいとかっそんなのねーだろ。オヤジが決めた事だし」
「ふ~~ん」
藍がニヤニヤしてる
鈴が2番隊に入るってなった時、少しだけホッとした
鈴が他の隊に入るなんて考えられなかった
自分以外のヤツがアイツと一緒にいるなんて・・・
でも、そんな事恥ずかしくて口にできるはずもなく・・・
「まぁ、良いや。鈴が楽しそうだし」
まだ甲板で洗濯物と格闘している鈴を2人で眺めた
鈴を見つめる藍の目は本当に優しくて・・・
同じ年なのに、ずっと年上に見えてしまう
「本当に鈴が大事なんだな・・・」
藍を見ていると本当にそう思う
藍は基本的に誰にでも優しいけど、鈴はやっぱり特別なんだろうな・・・
「うん。誰よりも鈴には幸せでいて欲しいと願ってるよ」
そう言って俺に向けた目は真剣そのもので・・・
「エース・・・私に何かあったら・・・鈴の事をお願いね」
「はぁっ!??何言ってんだ」
藍に何かなんてあるはずがない
そんな事マルコが許すはずがない
だけど、藍の目はやっぱり真剣で・・・
「鈴がいつでも笑っていられるように・・・あの子を守ってね」
優しく・・・でも寂し気に笑う藍
「なにいって「あっ、もう休憩時間終わっちゃう。サッチに怒られるから、もう行くね」・・・っておいっ!!」
そう言って藍は颯爽と船内へと消えて行った・・・
『あの子を守ってね』
藍の声がずっと耳に残って離れなかった
_
鈴達が正式に家族になった
それと同時に鈴は2番隊に、藍は4番隊所属になった時は驚いた
鈴はまぁ、予想通りだったけど・・・
藍は・・・
甲板で下っ端のクルーに交じって洗濯物を干している鈴を眺めながらそんな事を考えていると
「エース?さぼり?(笑)」
クスクスと笑いながら近づいてきたのは藍だった
「ちげーよ。休憩中。おれだって隊長なんだから色々忙しいんだよ」
藍は同じ年なので、いつも俺の事を子供扱いする
まぁ、出会いが出会いだっただけに仕方がねーのかもしれないけどさ
あのマルコですらたまに子供扱いされてるしなぁ~
「で?お忙しい隊長さんは鈴を見て癒されてたの?」
「っつ!!!ちげーよっ!!!お前こそ、1人で甲板に出て来て何してんだよっ」
鈴を見ていた事がばれて恥ずかしい俺は他の話題に話しを反らそうとした
「ふふふ。そんなにムキにならなくてもいいのに。私も休憩中よ。少し風に当たろかと思ってね」
「4番隊に入ったんだってな。てっきりマルコのいる1番隊に入ると思ってた」
何よりマルコが手放さないと思ったんだよな~
実際、藍が4番隊に入るって決まった時のマルコは怖かった・・・
サッチがすげー八つ当たりされてたな・・・
あれはさすがにちょっと可哀想になったぞ
「みんなそう言うのよね~。でも私、これでも料理が得意なのはエースも知ってるでしょ?」
確かに・・・
向こうの世界に世話になった時、食事は全部藍が用意してくれた
美味かったのを覚えている
「確かに藍の作る飯は美味いけど・・・」
「エースは?藍が2番隊に入って嬉しい?」
はぁ!?
「べっ別に嬉しいとかっそんなのねーだろ。オヤジが決めた事だし」
「ふ~~ん」
藍がニヤニヤしてる
鈴が2番隊に入るってなった時、少しだけホッとした
鈴が他の隊に入るなんて考えられなかった
自分以外のヤツがアイツと一緒にいるなんて・・・
でも、そんな事恥ずかしくて口にできるはずもなく・・・
「まぁ、良いや。鈴が楽しそうだし」
まだ甲板で洗濯物と格闘している鈴を2人で眺めた
鈴を見つめる藍の目は本当に優しくて・・・
同じ年なのに、ずっと年上に見えてしまう
「本当に鈴が大事なんだな・・・」
藍を見ていると本当にそう思う
藍は基本的に誰にでも優しいけど、鈴はやっぱり特別なんだろうな・・・
「うん。誰よりも鈴には幸せでいて欲しいと願ってるよ」
そう言って俺に向けた目は真剣そのもので・・・
「エース・・・私に何かあったら・・・鈴の事をお願いね」
「はぁっ!??何言ってんだ」
藍に何かなんてあるはずがない
そんな事マルコが許すはずがない
だけど、藍の目はやっぱり真剣で・・・
「鈴がいつでも笑っていられるように・・・あの子を守ってね」
優しく・・・でも寂し気に笑う藍
「なにいって「あっ、もう休憩時間終わっちゃう。サッチに怒られるから、もう行くね」・・・っておいっ!!」
そう言って藍は颯爽と船内へと消えて行った・・・
『あの子を守ってね』
藍の声がずっと耳に残って離れなかった
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