第十五話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
エースside
藍と鈴がケンカ?をしてから一週間が経ち、船も出航した
この一週間、藍から頼まれたのとは関係なくずっと鈴と過ごしていた
2人とも何もいわなかったけど、鈴か漏らした言葉
『ずっと…此処にいたい…』
鈴が隣にいることは当たり前のように思っていたけど…
鈴がこの世界の人間じゃない事を思い出した
2人に黙って俺とマルコは此処に帰ってきたんだった
残された2人はどんな気持ちだったんだろうな…
俺も同じ想いをするのかな…
ある日突然鈴がいなくなるのかな…
・・・・・・・・・・
イヤだっ!!
帰って欲しくないっ!!
鈴も藍も、もう俺たちの家族だ
ずっと此処にいて欲しい
だけど…
「……スっ、エース?」
「ん?どうかしたか?」
昼飯の後、鈴と甲板で日向ぼっこをしてたんだった
「呼んでも反応がないから目を開けたまま寝てるのかと思ったよー」
コロコロと楽しそうに笑う鈴
俺の隣でずっと笑っていて欲しい
「なぁ…、「エース隊長っ!」…どうした?」
見張り番の慌てた声が俺の言葉を遮った
どうやら敵船のようだ
「そうか、マルコへは?」
「報告済みです!」
よく見ると既に指示を貰ったヤツらが動いていた
今日の当番は1番、2番隊だな
「…エース…」
鈴が不安そうにしている
先に鈴をオヤジの所に避難させるか
「そんな不安そーな顔すんな。大丈夫だから」
そう言って頭を撫でてやれば過ごして表情が和らいだ
ついててやりたいけど…
「エース、鈴をオヤジの所に連れて行くぞ?」
イゾウなら安心か…
「あぁ、頼む」
イゾウから離れるなよと鈴に念を押してから敵船へ向かおうとした時…
鈴の小さな手が俺の腕を掴んだ
「どうした?怖いか?」
そんなに不安そうな顔をしないでくれ
そんな顔をさせたいわけじゃないんだ…
「……ううん。……エース、気をつけてね」
「あぁ、すぐ終わらせるから。だから中で待ってろ」
そう言って笑うと鈴もやっと笑顔を見せ、分かったと頷いてイゾウと共に船内へと向かった
それを確認し、持ち場へと向かうと既にマルコが戦闘準備を整えていた
「エース、遅いよい。鈴は?」
「わりぃ、イゾウに頼んでオヤジの所に避難させた。藍は?」
マルコの事だから真っ先に藍の心配をしたはずだ
「サッチにまかせてオヤジの所に行かせたよい」
マルコも藍が気になって仕方がないんだろうなぁ~
「あいつらが来てから敵襲って初めてだよな・・・」
「・・・よい」
鈴が不安がってないか気になる・・・
早く終わらせてあいつの顔が見たいな・・・と思いながら敵船の奴らを蹴散らしていると
「エースっ!!」
少し離れた場所にいるマルコが俺に向かって何か目で合図を送っている
なんだろう?
マルコの視線を辿ると・・・
!!!!!!!!!!!!
何やってんだよっ!
あいつっ!!
オヤジの所に避難させたはずの鈴が甲板にいた
藍も一緒だ
マルコも驚いただろうな・・・
イゾウとサッチが一緒だから危なくはないだろうけど・・・
「エース、さっさと終わらせるよいっ!」
「あぁ」
鈴はどんな気持ちで俺たちを見ているんだろう・・・
その後、さほど時間はかからずに決着がついた
いつもならクルー達と勝利を祝い、戦利品である食料なんかを楽しみにするんだけど、この時ばかりは鈴が気になってそれどころじゃなかった・・・
_
藍と鈴がケンカ?をしてから一週間が経ち、船も出航した
この一週間、藍から頼まれたのとは関係なくずっと鈴と過ごしていた
2人とも何もいわなかったけど、鈴か漏らした言葉
『ずっと…此処にいたい…』
鈴が隣にいることは当たり前のように思っていたけど…
鈴がこの世界の人間じゃない事を思い出した
2人に黙って俺とマルコは此処に帰ってきたんだった
残された2人はどんな気持ちだったんだろうな…
俺も同じ想いをするのかな…
ある日突然鈴がいなくなるのかな…
・・・・・・・・・・
イヤだっ!!
帰って欲しくないっ!!
鈴も藍も、もう俺たちの家族だ
ずっと此処にいて欲しい
だけど…
「……スっ、エース?」
「ん?どうかしたか?」
昼飯の後、鈴と甲板で日向ぼっこをしてたんだった
「呼んでも反応がないから目を開けたまま寝てるのかと思ったよー」
コロコロと楽しそうに笑う鈴
俺の隣でずっと笑っていて欲しい
「なぁ…、「エース隊長っ!」…どうした?」
見張り番の慌てた声が俺の言葉を遮った
どうやら敵船のようだ
「そうか、マルコへは?」
「報告済みです!」
よく見ると既に指示を貰ったヤツらが動いていた
今日の当番は1番、2番隊だな
「…エース…」
鈴が不安そうにしている
先に鈴をオヤジの所に避難させるか
「そんな不安そーな顔すんな。大丈夫だから」
そう言って頭を撫でてやれば過ごして表情が和らいだ
ついててやりたいけど…
「エース、鈴をオヤジの所に連れて行くぞ?」
イゾウなら安心か…
「あぁ、頼む」
イゾウから離れるなよと鈴に念を押してから敵船へ向かおうとした時…
鈴の小さな手が俺の腕を掴んだ
「どうした?怖いか?」
そんなに不安そうな顔をしないでくれ
そんな顔をさせたいわけじゃないんだ…
「……ううん。……エース、気をつけてね」
「あぁ、すぐ終わらせるから。だから中で待ってろ」
そう言って笑うと鈴もやっと笑顔を見せ、分かったと頷いてイゾウと共に船内へと向かった
それを確認し、持ち場へと向かうと既にマルコが戦闘準備を整えていた
「エース、遅いよい。鈴は?」
「わりぃ、イゾウに頼んでオヤジの所に避難させた。藍は?」
マルコの事だから真っ先に藍の心配をしたはずだ
「サッチにまかせてオヤジの所に行かせたよい」
マルコも藍が気になって仕方がないんだろうなぁ~
「あいつらが来てから敵襲って初めてだよな・・・」
「・・・よい」
鈴が不安がってないか気になる・・・
早く終わらせてあいつの顔が見たいな・・・と思いながら敵船の奴らを蹴散らしていると
「エースっ!!」
少し離れた場所にいるマルコが俺に向かって何か目で合図を送っている
なんだろう?
マルコの視線を辿ると・・・
!!!!!!!!!!!!
何やってんだよっ!
あいつっ!!
オヤジの所に避難させたはずの鈴が甲板にいた
藍も一緒だ
マルコも驚いただろうな・・・
イゾウとサッチが一緒だから危なくはないだろうけど・・・
「エース、さっさと終わらせるよいっ!」
「あぁ」
鈴はどんな気持ちで俺たちを見ているんだろう・・・
その後、さほど時間はかからずに決着がついた
いつもならクルー達と勝利を祝い、戦利品である食料なんかを楽しみにするんだけど、この時ばかりは鈴が気になってそれどころじゃなかった・・・
_