好きだから
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ルナが目を覚ましたのは日が高く昇った頃
昼を回っていた
「・・・寝すぎた?」
ボーっとしたまま体を起こしたルナ
ここがどこだかイマイチ分かっていない
その気配を感じたローが寝室へと入って来た
「起きたか」
「・・・ロー先生?」
まだ寝ぼけているな・・・とローはベッドへ腰を下ろし、ルナの乱れた髪を手で梳く
そのまま手を頬へと滑らせ、触れるだけのキスをした
「まだ寝るか?」
「・・・起きる」
洗面所で顔を洗ってスッキリすると昨日の記憶もはっきりしたルナ
時間は昼だが、朝食用に用意されていたであろう食事を取った二人
その後は・・・
「ねぇ・・・何・・・この体勢」
広いリビングに置かれた大きなソファに座ったローの膝の上に座るルナ
「何か問題あるか?」
「問題は・・・ないけどさ」
重くないのかな?とルナ
「さて、話をするか」
「話?」
何だろう?と首を傾げるルナ
「お前は、付き合ってないつもりだったのか?」
「・・・・・・・あぁ、その話ね・・・付き合うとか話したっけ?」
ローがムッとしたのが分かったルナは正直に答えたらダメだったか・・・とちょっと後悔した
「いや、だってさ、付き合う時間ある?」
これはルナだけの問題じゃなくて、ローも同じように忙しい身
だからこそすれ違ってあれ以来1か月もあってないのだから
そう言われるとローも一瞬黙ってしまったが・・・
「・・・でも、お前俺の手好きだろ?」
ニヤリと笑って指先でルナの頬を撫で、首筋を撫でる
声が漏れそうになって口元を抑えたルナは真っ赤になって睨む
「・・・好きだけどさ」
開き直った(笑)
「でも、実際問題、私達、本当に時間が合わないと思うんだよね。お互い忙しすぎるでしょ?付き合っても絶対に続かないよ」
お互い恋人に合わせて仕事を調整するタイプではないのは分かっている
ローもそれは分かっている
そんなルナだから気に入っている部分もある
自分にのめり込み、仕事を疎かにする女には興味がない
少し考えたローは・・・
「ルナ、ここに引っ越してこい」
「・・・・・・・・・はい?」
何言ってんだ?と
「だから、ここに住めば良い、此処の方が病院に近いだろ?」
「いや、そうだけど・・・え?なんで?」
「同棲が嫌なら籍入れるか?」
「そういう事じゃなくてっ」
話しが進み過ぎて・・・というか飛び過ぎてルナはついていけていない
「同じ所に帰って来ればそのうち会えるだろ。別にお前は今のペースでやればいい。俺も俺のペースを変えるつもりはない」
ルナの手がローの手に絡めとられる
「・・・なんでそこまで?」
ルナが首を傾げる事にローも首を傾げた
「好きだからに決まってるだろ」
その一言にルナは顔を真っ赤にして頷いた
そして、その日のうちに引越しの手配をしたローを見て笑うしかなかった
_
昼を回っていた
「・・・寝すぎた?」
ボーっとしたまま体を起こしたルナ
ここがどこだかイマイチ分かっていない
その気配を感じたローが寝室へと入って来た
「起きたか」
「・・・ロー先生?」
まだ寝ぼけているな・・・とローはベッドへ腰を下ろし、ルナの乱れた髪を手で梳く
そのまま手を頬へと滑らせ、触れるだけのキスをした
「まだ寝るか?」
「・・・起きる」
洗面所で顔を洗ってスッキリすると昨日の記憶もはっきりしたルナ
時間は昼だが、朝食用に用意されていたであろう食事を取った二人
その後は・・・
「ねぇ・・・何・・・この体勢」
広いリビングに置かれた大きなソファに座ったローの膝の上に座るルナ
「何か問題あるか?」
「問題は・・・ないけどさ」
重くないのかな?とルナ
「さて、話をするか」
「話?」
何だろう?と首を傾げるルナ
「お前は、付き合ってないつもりだったのか?」
「・・・・・・・あぁ、その話ね・・・付き合うとか話したっけ?」
ローがムッとしたのが分かったルナは正直に答えたらダメだったか・・・とちょっと後悔した
「いや、だってさ、付き合う時間ある?」
これはルナだけの問題じゃなくて、ローも同じように忙しい身
だからこそすれ違ってあれ以来1か月もあってないのだから
そう言われるとローも一瞬黙ってしまったが・・・
「・・・でも、お前俺の手好きだろ?」
ニヤリと笑って指先でルナの頬を撫で、首筋を撫でる
声が漏れそうになって口元を抑えたルナは真っ赤になって睨む
「・・・好きだけどさ」
開き直った(笑)
「でも、実際問題、私達、本当に時間が合わないと思うんだよね。お互い忙しすぎるでしょ?付き合っても絶対に続かないよ」
お互い恋人に合わせて仕事を調整するタイプではないのは分かっている
ローもそれは分かっている
そんなルナだから気に入っている部分もある
自分にのめり込み、仕事を疎かにする女には興味がない
少し考えたローは・・・
「ルナ、ここに引っ越してこい」
「・・・・・・・・・はい?」
何言ってんだ?と
「だから、ここに住めば良い、此処の方が病院に近いだろ?」
「いや、そうだけど・・・え?なんで?」
「同棲が嫌なら籍入れるか?」
「そういう事じゃなくてっ」
話しが進み過ぎて・・・というか飛び過ぎてルナはついていけていない
「同じ所に帰って来ればそのうち会えるだろ。別にお前は今のペースでやればいい。俺も俺のペースを変えるつもりはない」
ルナの手がローの手に絡めとられる
「・・・なんでそこまで?」
ルナが首を傾げる事にローも首を傾げた
「好きだからに決まってるだろ」
その一言にルナは顔を真っ赤にして頷いた
そして、その日のうちに引越しの手配をしたローを見て笑うしかなかった
_