好きだから
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ローside
「ふぅ・・・」
今日も帰れそうにないな・・・
今のうちに仮眠室で少し寝ておこうとしてふと私用スマホを取り出す
「・・・・連絡がねぇ」
あれから1か月
忙しいせいもあるが、院内ですれ違う事もねぇ
時間がある時に俺から連絡しても大抵『忙しい』『眠い』『寝る』
・・・あいつのコミュニケーション能力はどうなってる?
人の事は言えないのは分かっているが、あいつは俺の上をいく
「お疲れ様です。ローさん、今日も帰れない感じっすか~」
「ああ、お前もか?シャチ」
「俺は元々当直っす」
翌朝・・・
結局すぐに呼びだされて仮眠すら取れなかったな
とりあえず、帰って寝るか・・・
その前に・・・
わざわざ小児病棟を通ってみる
ナースステーションがざわついているのは気にしねぇ
「あれ~、ロー先生?」
シャチの知り合いの看護師か
「・・・あいつは?」
「ルナ先生ですか?さっき起こしたんでそろそろ来ると思いますけど?」
看護師がニヤニヤしているのは無視だ
少しだけでも顔を見て帰るか・・・
そう思って待っていると、別の看護師に話しかけられた
「あのっ!ロー先生っ」
顔を赤らめながらもわざとらしく上目遣いで見てくる看護師
まぁ、よくある事だ
「なんだ」
「あのっ、恋人が出来たって本当ですかっ!?」
・・・あぁ
そういや、外科病棟の看護師にそんな話をして断ったな
ちょうどルナと会ったすぐ後だったからなぁ
そこにちょうどルナが来た
俺を見て少し驚いた顔をしたが、俺が目の前の看護師と話していると思ったのか、特に何も言わずに素通りしようとしている
そのルナの腕を掴み、引き寄せる
そして看護師に
「本当だ。これな」
「ん?なんの話?」
ルナはこの事態が何か分かっていない
俺に腰を抱かれ顔色も変えずに俺と看護師を交互に見る
ナースステーションからは看護師たちの悲鳴が聞こえる
「本当ですかっ!?ルナ先生っ!?」
他の看護師たちもルナに詰め寄った
「だから何の話?」
「ロー先生とお付き合いしてるんですかっ!?」
「え?そうなの?」
「・・・・・・・・・・・おい」
お前が一番不思議そうな顔してんじゃねーよ
ルナのその言葉で看護師たちが全員散った
俺が嘘を吐いたみたいになったじゃねーか
_
「ふぅ・・・」
今日も帰れそうにないな・・・
今のうちに仮眠室で少し寝ておこうとしてふと私用スマホを取り出す
「・・・・連絡がねぇ」
あれから1か月
忙しいせいもあるが、院内ですれ違う事もねぇ
時間がある時に俺から連絡しても大抵『忙しい』『眠い』『寝る』
・・・あいつのコミュニケーション能力はどうなってる?
人の事は言えないのは分かっているが、あいつは俺の上をいく
「お疲れ様です。ローさん、今日も帰れない感じっすか~」
「ああ、お前もか?シャチ」
「俺は元々当直っす」
翌朝・・・
結局すぐに呼びだされて仮眠すら取れなかったな
とりあえず、帰って寝るか・・・
その前に・・・
わざわざ小児病棟を通ってみる
ナースステーションがざわついているのは気にしねぇ
「あれ~、ロー先生?」
シャチの知り合いの看護師か
「・・・あいつは?」
「ルナ先生ですか?さっき起こしたんでそろそろ来ると思いますけど?」
看護師がニヤニヤしているのは無視だ
少しだけでも顔を見て帰るか・・・
そう思って待っていると、別の看護師に話しかけられた
「あのっ!ロー先生っ」
顔を赤らめながらもわざとらしく上目遣いで見てくる看護師
まぁ、よくある事だ
「なんだ」
「あのっ、恋人が出来たって本当ですかっ!?」
・・・あぁ
そういや、外科病棟の看護師にそんな話をして断ったな
ちょうどルナと会ったすぐ後だったからなぁ
そこにちょうどルナが来た
俺を見て少し驚いた顔をしたが、俺が目の前の看護師と話していると思ったのか、特に何も言わずに素通りしようとしている
そのルナの腕を掴み、引き寄せる
そして看護師に
「本当だ。これな」
「ん?なんの話?」
ルナはこの事態が何か分かっていない
俺に腰を抱かれ顔色も変えずに俺と看護師を交互に見る
ナースステーションからは看護師たちの悲鳴が聞こえる
「本当ですかっ!?ルナ先生っ!?」
他の看護師たちもルナに詰め寄った
「だから何の話?」
「ロー先生とお付き合いしてるんですかっ!?」
「え?そうなの?」
「・・・・・・・・・・・おい」
お前が一番不思議そうな顔してんじゃねーよ
ルナのその言葉で看護師たちが全員散った
俺が嘘を吐いたみたいになったじゃねーか
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