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ヒロインside
「ルナ先生?どうかしましたか?」
「・・・・うん?何が?」
今日は特に問題なく終わったなぁ~
入院患者も落ち着いている子ばかりだし、外来も平和だった
予定表を確認すると、明日は休みか・・・
「先生、この後、何か予定あります?」
「帰って寝る」
それ一択
明日も一日中寝る
「・・・・・・・・・先生・・・明日休みでしょう・・・少しは遊ぶとかないんですか?」
「寝る」
「もうっ!!じゃあ、私と飲みに行きましょうっ!決定ですっ!!!」
「え~~~~~」
無理やり連れて行かれた先は、ちょっとお洒落そうな居酒屋
そして・・・
「・・・・・・誰だっけ?」
「ルナ先生っ!!!覚える気ないでしょっ!!」
いや、覚える気は・・・ないな
昼間会った記憶はある・・・ような
「ぶつかりそうだった人とそうでない人」
「せ・ん・せ・いっ!!」
「・・・・・・ごめんなさい。覚えてません」
怒られた・・・
もういい年なのに・・・
年下看護師に怒られちゃった
「ロー先生とシャチ先生です」
再度紹介してもらった
ロー先生っていうのか・・・
顔を名前は憶えてなかったけど・・・
手・・・
あの時カルテを差し出してくれた手は憶えていた
「・・・・バカなのか?」
え・・・本気で心配された?
「いや・・・覚える気がないだけ」
本音を言ったら睨まれたっ
こわっ
「今日は本当にすみませんでしたっ。もう一度謝りたかったんで、彼女にお願いして誘ってもらったんですよ」
えっと・・・そうだ・・・シャチ先生ね
「良いよ、別に。誰も怪我してないしね」
そう言うと、ホッとしたようにお酒を頼みだした
そしてみんな・・・っていうか、私とロー先生以外の二人は楽しそうに話が盛り上がっているようだ
私は・・・というと、ロー先生の手に目がいってしまう
ロー先生の手を見てるとドキドキする
長くて太くはないけど、細くもない指
引き締まった手の甲に血管が浮いている
グラスを持つ手がなんか・・・
ヤバいなぁ・・・
私、どこかおかしいのかな・・・
「ふっ」
ん?
視線を手からロー先生の顔へと移すと・・・
鼻で笑われた??
「・・・・・・なにか?」
「お前、見すぎだろ・・・手」
・・・・・・・・・バレてた
思わず俯いた私
テーブルに置いていた私の手にロー先生の手が絡む
「ちょっ・・・と」
「手が好きなのか?」
ダメだ・・・顔が絶対赤い・・・
「やっ・・・わかん・・・ない」
触り方がっ・・・
「・・・・・・・・・・出るぞ」
そう言ってロー先生は明らかに全員分だろうと思われるお金をシャチ先生に渡し、私の荷物を持ち、手を引いてお店を出た
そのまま車に乗せられた
車だからウーロン茶だったんだ・・・
ハンドルを握る手に目がいく
これじゃあ、手が好きか聞かれてもおかしくないよね・・・
信号で止まる度にロー先生の手が私の手に絡む
そして・・・
「どうする?このまま送るか?それともうちに来るか?」
ロー先生が私の手を握ったまま口元へ持っていき、手の甲へキスをする
「え・・・あの・・・」
もういい年した大人がこんなに狼狽えるなんて・・・恥ずかしい
心臓が破裂して死んでしまうかもしれない
「うちに来るなら好きなだけ手を触っても良いぞ」
もう・・・頷くだけで精一杯だった・・・
_
「ルナ先生?どうかしましたか?」
「・・・・うん?何が?」
今日は特に問題なく終わったなぁ~
入院患者も落ち着いている子ばかりだし、外来も平和だった
予定表を確認すると、明日は休みか・・・
「先生、この後、何か予定あります?」
「帰って寝る」
それ一択
明日も一日中寝る
「・・・・・・・・・先生・・・明日休みでしょう・・・少しは遊ぶとかないんですか?」
「寝る」
「もうっ!!じゃあ、私と飲みに行きましょうっ!決定ですっ!!!」
「え~~~~~」
無理やり連れて行かれた先は、ちょっとお洒落そうな居酒屋
そして・・・
「・・・・・・誰だっけ?」
「ルナ先生っ!!!覚える気ないでしょっ!!」
いや、覚える気は・・・ないな
昼間会った記憶はある・・・ような
「ぶつかりそうだった人とそうでない人」
「せ・ん・せ・いっ!!」
「・・・・・・ごめんなさい。覚えてません」
怒られた・・・
もういい年なのに・・・
年下看護師に怒られちゃった
「ロー先生とシャチ先生です」
再度紹介してもらった
ロー先生っていうのか・・・
顔を名前は憶えてなかったけど・・・
手・・・
あの時カルテを差し出してくれた手は憶えていた
「・・・・バカなのか?」
え・・・本気で心配された?
「いや・・・覚える気がないだけ」
本音を言ったら睨まれたっ
こわっ
「今日は本当にすみませんでしたっ。もう一度謝りたかったんで、彼女にお願いして誘ってもらったんですよ」
えっと・・・そうだ・・・シャチ先生ね
「良いよ、別に。誰も怪我してないしね」
そう言うと、ホッとしたようにお酒を頼みだした
そしてみんな・・・っていうか、私とロー先生以外の二人は楽しそうに話が盛り上がっているようだ
私は・・・というと、ロー先生の手に目がいってしまう
ロー先生の手を見てるとドキドキする
長くて太くはないけど、細くもない指
引き締まった手の甲に血管が浮いている
グラスを持つ手がなんか・・・
ヤバいなぁ・・・
私、どこかおかしいのかな・・・
「ふっ」
ん?
視線を手からロー先生の顔へと移すと・・・
鼻で笑われた??
「・・・・・・なにか?」
「お前、見すぎだろ・・・手」
・・・・・・・・・バレてた
思わず俯いた私
テーブルに置いていた私の手にロー先生の手が絡む
「ちょっ・・・と」
「手が好きなのか?」
ダメだ・・・顔が絶対赤い・・・
「やっ・・・わかん・・・ない」
触り方がっ・・・
「・・・・・・・・・・出るぞ」
そう言ってロー先生は明らかに全員分だろうと思われるお金をシャチ先生に渡し、私の荷物を持ち、手を引いてお店を出た
そのまま車に乗せられた
車だからウーロン茶だったんだ・・・
ハンドルを握る手に目がいく
これじゃあ、手が好きか聞かれてもおかしくないよね・・・
信号で止まる度にロー先生の手が私の手に絡む
そして・・・
「どうする?このまま送るか?それともうちに来るか?」
ロー先生が私の手を握ったまま口元へ持っていき、手の甲へキスをする
「え・・・あの・・・」
もういい年した大人がこんなに狼狽えるなんて・・・恥ずかしい
心臓が破裂して死んでしまうかもしれない
「うちに来るなら好きなだけ手を触っても良いぞ」
もう・・・頷くだけで精一杯だった・・・
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