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ローside
「お疲れ様で~す。ローさんも今日は帰るんですか?」
「ああ、今日は落ち着いてるしな」
既に着替え終わっているシャチはそのまま帰って行った
今週は忙しかった
急患や急変する患者が多くて、なかなか家に帰って休めていない
疲れているが、こういう時にルナに会いたくなる
スマホを手にするが、さすがにこの時間に呼び出すわけにはいかないな・・・
つけ込む・・・と言ったわりには時間が取れない
焦りがないわけではないが、こればかりはどうしようもない
他の日に時間を空けよう・・・とスマホを置いて着替えようとした時
「ローさんっ!!」
さっき帰ったはずのシャチ
「どうした?」
「あのっ、ルナさんが外にいて・・・」
「はっ?」
どういう事だ?
「どうしたか聞いても何でもないって言うんですよ・・・帰ろうとしたので、引き留めたんですけど・・・」
取り合えず、そのままの恰好で院外へと走った
本当にいた
何かあったか?と聞いても、俺が仕事中だと思って気にするだけ
でも、何かを言いたそうにしている
この場で、今話すよりも落ち着いた方が良いか・・・
そう考えて、急いで着替えに戻った
そして・・・
「もう時間も遅い、帰るは送るからとりあえず俺の家に行くぞ」
病院から歩いて10分くらいの距離だ
少しだけルナの瞳が揺らいだ
「何もしねーよ」
ルナが困ったように笑ったのは見ないふりをした
家に着き、ソファに座らせる
ルナは終始緊張したような顔をしている
・・・・・こないだの話か?
こんなに緊張した顔をみると、いい話・・・とは思えないな
ルナにコーヒーを渡し、隣に座った
「何かあったのか?」
コーヒーを少し飲んだ後、ルナは口を開いた
「あ・・・のね、前に好きな人がいるって言ったじゃない?」
「ああ」
俺がルナに好きだと言った日だな
「その・・・その人から・・・告白・・・された・・・」
そういう事か
「だから俺とは付き合えないって話か?」
「違うのっ!!」
違う???
「どういう事だ?」
「・・・ずっと好きだった人なの。もう入社した時からずっと片思いだと思ってて・・・だから・・・嬉しいはずなのに・・・」
そう言ってルナは俯いていた顔を上げて俺を真っすぐに見た
「好きって言われたのに、私・・・ローの事ばかり考えてたの・・・」
だから断ってしまった・・・と
そして・・・
「・・・ローが・・・好きみたい」
そう言って顔を赤くしてまた俯いてしまったルナ
「ルナ、こっち向け」
「ムリっ!」
俯いたまま首を横に振る
ったく・・・可愛いな・・・
「ルナ」
顎に指をかけて軽く持ち上げる
触れるだけのキスをした
「ルナ、好きだ」
嬉しそうに笑ったルナに何度も何度もキスをした
_
「お疲れ様で~す。ローさんも今日は帰るんですか?」
「ああ、今日は落ち着いてるしな」
既に着替え終わっているシャチはそのまま帰って行った
今週は忙しかった
急患や急変する患者が多くて、なかなか家に帰って休めていない
疲れているが、こういう時にルナに会いたくなる
スマホを手にするが、さすがにこの時間に呼び出すわけにはいかないな・・・
つけ込む・・・と言ったわりには時間が取れない
焦りがないわけではないが、こればかりはどうしようもない
他の日に時間を空けよう・・・とスマホを置いて着替えようとした時
「ローさんっ!!」
さっき帰ったはずのシャチ
「どうした?」
「あのっ、ルナさんが外にいて・・・」
「はっ?」
どういう事だ?
「どうしたか聞いても何でもないって言うんですよ・・・帰ろうとしたので、引き留めたんですけど・・・」
取り合えず、そのままの恰好で院外へと走った
本当にいた
何かあったか?と聞いても、俺が仕事中だと思って気にするだけ
でも、何かを言いたそうにしている
この場で、今話すよりも落ち着いた方が良いか・・・
そう考えて、急いで着替えに戻った
そして・・・
「もう時間も遅い、帰るは送るからとりあえず俺の家に行くぞ」
病院から歩いて10分くらいの距離だ
少しだけルナの瞳が揺らいだ
「何もしねーよ」
ルナが困ったように笑ったのは見ないふりをした
家に着き、ソファに座らせる
ルナは終始緊張したような顔をしている
・・・・・こないだの話か?
こんなに緊張した顔をみると、いい話・・・とは思えないな
ルナにコーヒーを渡し、隣に座った
「何かあったのか?」
コーヒーを少し飲んだ後、ルナは口を開いた
「あ・・・のね、前に好きな人がいるって言ったじゃない?」
「ああ」
俺がルナに好きだと言った日だな
「その・・・その人から・・・告白・・・された・・・」
そういう事か
「だから俺とは付き合えないって話か?」
「違うのっ!!」
違う???
「どういう事だ?」
「・・・ずっと好きだった人なの。もう入社した時からずっと片思いだと思ってて・・・だから・・・嬉しいはずなのに・・・」
そう言ってルナは俯いていた顔を上げて俺を真っすぐに見た
「好きって言われたのに、私・・・ローの事ばかり考えてたの・・・」
だから断ってしまった・・・と
そして・・・
「・・・ローが・・・好きみたい」
そう言って顔を赤くしてまた俯いてしまったルナ
「ルナ、こっち向け」
「ムリっ!」
俯いたまま首を横に振る
ったく・・・可愛いな・・・
「ルナ」
顎に指をかけて軽く持ち上げる
触れるだけのキスをした
「ルナ、好きだ」
嬉しそうに笑ったルナに何度も何度もキスをした
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