設定
現パロ
ロー(30歳)：ドクター
ヒロイン(30歳)：ドクター


「ルナ先生、せっかく美人なんだから彼氏くらい作れば良いのに～」

「急に何の話？めんどくさい・・・」


もう何年彼氏を作ってないか覚えてないくらいだが、何の問題もない・・・と


そもそも恋愛なんてするような気持ちが全く起きない


最後にときめいたのはいつだったか・・・


全く思い出せないなぁ～とルナが看護師と二人で病院の廊下を歩いていた時・・・


「危ないっ」


廊下を走って来た人物が看護師に突進しそうになった所を腕を引いて庇う


その拍子に持っていた資料全て落としてしまったが、看護師に怪我がなさそうで良かった・・・とホッとした



「バカが・・・何やってんだシャチ」


「すみませんっ！！！」


後ろからゆっくりやって来たドクターが走ってきたドクターを咎め、走って来たドクターは二人に頭を下げた



「・・・良いけど、患者さんだったら大変よ。気を付けてね」


「先生・・・男前・・・カッコいい～」


「おや、嬉しいね」


そんな冗談を言いながら落ちた資料を拾い、確認する


大事なものだ


一枚でも無くすことは出来ない



「これもだろ」


目の前に出された資料


「あ・・・ありが・・・とう」


目の前の手に意識を持っていかれたルナ


「どうかしたか？」


「いや・・・」


顔を上げると・・・


「あれ～、ロー先生とシャチ先生じゃないですか～」


「・・・・誰？」


「・・・・・・・・先生・・・同じ病院の先生くらい覚えましょうね」


患者の事は何でも覚えるのに～と


どうやら、先にぶつかったドクターと看護師は知り合いのようだ


「まぁ、そのうちね・・・うん、枚数は大丈夫。じゃあ、行こうか。君も気を付けてね」


じゃあと、その場を後にしたルナだった