諸恋
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サボside
やらかした・・・
完全にやらかした・・・
ルナと2人の空間に居たくてわざと残業した挙句、用もないのに名前を呼んでしまった
何か言わないと・・・と思って焦った俺の口からは予定外の告白・・・
ルナは明らかに驚いていた
困っていた
でも、一度口から出て、ルナの耳に届いてしまった言葉は取り消す事が出来なくて・・・
ルナが何も言わなくて・・・
恐る恐る名前を呼ぶと、何とか反応があった
でも・・・
『よく分かってない』
・・・と
俺がいきなりこんな事を言って困らせたかな・・・
ずっと好きだったと伝えると、ルナはいつもコアラと一緒だった俺がそんな事を想っているとは考えた事がなかったようだった
時間が欲しい・・・
そう言ったルナ
即振られなかっただけ良いのかな?
あれから1週間
ルナとは挨拶はするけど、それ以外の会話はない
もちろん、あの日の事を話す事もない
これ、いつまで待てば良いのかな・・・
そんな事を考えていたら、あっと言う間に終業時間を迎えてしまい、俺の仕事は終わってなかった・・・
金曜だけど、残業確定だな・・・
仕事に集中出来なかった俺が悪いんだけどな・・・
2時間ほど残業して帰ろうと会社を出ようとした時、入口付近の休憩スペースに人影が・・・
「ルナ?」
「・・・お疲れ様、サボ」
定時を少し過ぎたあたりで退社したはずのルナがいた
「どうしたんだ?」
「・・・あの・・・待ってたの」
少し俯いて、でも、視線は俺に向いている・・・
え・・・これって・・・
「俺を?」
「うん・・・」
駅までの道から少し外れた所にある公園まで歩いた
その間、会話はなかった
公園のベンチに腰を下ろしてからもルナはすぐには話し出さない
どれくらい時間が経ったか分からない
多分、大した時間じゃなかったんだろうけど、俺にはとても長い時間に感じた
そして・・・
「・・・あの・・・ね」
ルナが口を開いた
「うん」
ちゃんと聞こう、どんな結果でも・・・
「・・・ずっと、ずっとサボが好きだったの。入社した時からずっと・・・」
「・・・・え?ほんとに?」
いや、ルナが嘘をついているとか思ってないけどな?
あまりに驚きすぎて確認してしまった
ずっと俯いていたルナが顔を上げた事で俺と視線が合う
「うん・・・でも、サボはコアラが好きだと思ってたから・・・もう諦めないといけないって思って・・・た・・・の」
そう言ったルナの瞳から涙が落ち、頬を伝った
「ごめんっ!」
思わず抱きしめていた
俺の腕にすっぽりと収まるルナ
「ルナが好きだ。好きなんだ」
こんな事なら恥ずかしいとか言わずにもっと早く伝えていれば良かった
ルナがそんな事を想っていたなんて知らかなった
「私も・・・好き。諦めないで良かった」
そう言って笑顔を見せたルナがあまりに可愛くて・・・
ここが公園だという事も忘れて思わずキスをした
恥ずかしそうにするルナがやっぱり可愛くて、何度も何度もキスをした
_
※諸恋(もろごい)・・・相思相愛の事
やらかした・・・
完全にやらかした・・・
ルナと2人の空間に居たくてわざと残業した挙句、用もないのに名前を呼んでしまった
何か言わないと・・・と思って焦った俺の口からは予定外の告白・・・
ルナは明らかに驚いていた
困っていた
でも、一度口から出て、ルナの耳に届いてしまった言葉は取り消す事が出来なくて・・・
ルナが何も言わなくて・・・
恐る恐る名前を呼ぶと、何とか反応があった
でも・・・
『よく分かってない』
・・・と
俺がいきなりこんな事を言って困らせたかな・・・
ずっと好きだったと伝えると、ルナはいつもコアラと一緒だった俺がそんな事を想っているとは考えた事がなかったようだった
時間が欲しい・・・
そう言ったルナ
即振られなかっただけ良いのかな?
あれから1週間
ルナとは挨拶はするけど、それ以外の会話はない
もちろん、あの日の事を話す事もない
これ、いつまで待てば良いのかな・・・
そんな事を考えていたら、あっと言う間に終業時間を迎えてしまい、俺の仕事は終わってなかった・・・
金曜だけど、残業確定だな・・・
仕事に集中出来なかった俺が悪いんだけどな・・・
2時間ほど残業して帰ろうと会社を出ようとした時、入口付近の休憩スペースに人影が・・・
「ルナ?」
「・・・お疲れ様、サボ」
定時を少し過ぎたあたりで退社したはずのルナがいた
「どうしたんだ?」
「・・・あの・・・待ってたの」
少し俯いて、でも、視線は俺に向いている・・・
え・・・これって・・・
「俺を?」
「うん・・・」
駅までの道から少し外れた所にある公園まで歩いた
その間、会話はなかった
公園のベンチに腰を下ろしてからもルナはすぐには話し出さない
どれくらい時間が経ったか分からない
多分、大した時間じゃなかったんだろうけど、俺にはとても長い時間に感じた
そして・・・
「・・・あの・・・ね」
ルナが口を開いた
「うん」
ちゃんと聞こう、どんな結果でも・・・
「・・・ずっと、ずっとサボが好きだったの。入社した時からずっと・・・」
「・・・・え?ほんとに?」
いや、ルナが嘘をついているとか思ってないけどな?
あまりに驚きすぎて確認してしまった
ずっと俯いていたルナが顔を上げた事で俺と視線が合う
「うん・・・でも、サボはコアラが好きだと思ってたから・・・もう諦めないといけないって思って・・・た・・・の」
そう言ったルナの瞳から涙が落ち、頬を伝った
「ごめんっ!」
思わず抱きしめていた
俺の腕にすっぽりと収まるルナ
「ルナが好きだ。好きなんだ」
こんな事なら恥ずかしいとか言わずにもっと早く伝えていれば良かった
ルナがそんな事を想っていたなんて知らかなった
「私も・・・好き。諦めないで良かった」
そう言って笑顔を見せたルナがあまりに可愛くて・・・
ここが公園だという事も忘れて思わずキスをした
恥ずかしそうにするルナがやっぱり可愛くて、何度も何度もキスをした
_
※諸恋(もろごい)・・・相思相愛の事
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