片恋
サボside
「ねぇ~、サボくん。いつまで経っても##NAME1##ちゃんを誘えないんだね~」
同期の##NAME1##も飲みに誘ったが、来週まで海外出張
結局コアラと二人で飲みに来た
先週なら##NAME1##が空いてたんだけどなぁ
コアラとの予定が合わなかった
「誘ったじゃねーか」
予定が合わなかっただろ
「違うよ~。二人でって意味だよ。いつもいつも私の予定が合わないと別の日に変えちゃうし~」
「だってさっ!二人だとどうしたら良いか分かんねぇんだよっ!変な事言って嫌われたらどうするっ!?」
今は同期としてそこそこ仲が良いと思う
##NAME1##の同期の中でも仕事終わって飲みに行くのは俺とコアラくらい
仕事中も時々冗談を言ったり、笑い合ったり出来る仲
「・・・・ずっとこのままで良いって事なの?」
・・・・・・良くはねぇけどさぁ
「だって二人は緊張するんだよっ」
入社してすぐ一目ぼれだった
顔はもちろん綺麗なんだけどさっ
ちょっと気は強め
仕事の事なんかはハッキリと自分の意見を言えるし、人の話も聞ける
でも、ふと見える笑顔がすげぇ可愛い
上司はもちろん、同僚や後輩も裏表のない##NAME1##を信頼している
入社してから数年経つけど、ずっと片思い
いい年して、二人が恥ずかしい・・・とか言ってるのは俺だ
「まぁ、見てるだけで良いなら別に何も言わないけどね~。##NAME1##ちゃんがモテるの知ってるでしょ~。今の所は彼氏はいないけど、いつどうなるか分かんないよ~~~。あんなに美人なんだもんっ」
「分かってるよ・・・」
そんな事、俺が一番分かっている
そして、##NAME1##が出張から帰ってきて少しした頃・・・
「##NAME1##、今日飲みに行かないか?コアラも行けるって言ってたんだけどさっ」
金曜日の夜、##NAME1##を飲みに誘った
「ごめんね?今日は予定があるの」
「・・・そっか・・・また今度な」
撃沈・・・
「コアラ~、ダメだった~。二人で行こう・・・」
「・・・・・・サボくん、あのさぁ~」
コアラが何かを言おうとした時・・・
「##NAME1##さん~」
後輩の女が##NAME1##に話しかけているのが聞こえた
「どうしたの?」
「ふふふ~、こないだ見ちゃったんですよ~。すっごいイケメンと歩いてましたよねっ!!!彼氏さんですかっ!?」
なにっ!?どういう事だっ!?
二人の会話に意識が集中してしまう
「違うわよ」
その言葉にホッとした
「え~~、でも、すっごくお似合いでしたよ~」
「何言ってるのよ。ほら、仕事して?」
まだ終業時間まで少しある
俺はその後、どう仕事をしたのか覚えていない
_
「ねぇ~、サボくん。いつまで経っても##NAME1##ちゃんを誘えないんだね~」
同期の##NAME1##も飲みに誘ったが、来週まで海外出張
結局コアラと二人で飲みに来た
先週なら##NAME1##が空いてたんだけどなぁ
コアラとの予定が合わなかった
「誘ったじゃねーか」
予定が合わなかっただろ
「違うよ~。二人でって意味だよ。いつもいつも私の予定が合わないと別の日に変えちゃうし~」
「だってさっ!二人だとどうしたら良いか分かんねぇんだよっ!変な事言って嫌われたらどうするっ!?」
今は同期としてそこそこ仲が良いと思う
##NAME1##の同期の中でも仕事終わって飲みに行くのは俺とコアラくらい
仕事中も時々冗談を言ったり、笑い合ったり出来る仲
「・・・・ずっとこのままで良いって事なの?」
・・・・・・良くはねぇけどさぁ
「だって二人は緊張するんだよっ」
入社してすぐ一目ぼれだった
顔はもちろん綺麗なんだけどさっ
ちょっと気は強め
仕事の事なんかはハッキリと自分の意見を言えるし、人の話も聞ける
でも、ふと見える笑顔がすげぇ可愛い
上司はもちろん、同僚や後輩も裏表のない##NAME1##を信頼している
入社してから数年経つけど、ずっと片思い
いい年して、二人が恥ずかしい・・・とか言ってるのは俺だ
「まぁ、見てるだけで良いなら別に何も言わないけどね~。##NAME1##ちゃんがモテるの知ってるでしょ~。今の所は彼氏はいないけど、いつどうなるか分かんないよ~~~。あんなに美人なんだもんっ」
「分かってるよ・・・」
そんな事、俺が一番分かっている
そして、##NAME1##が出張から帰ってきて少しした頃・・・
「##NAME1##、今日飲みに行かないか?コアラも行けるって言ってたんだけどさっ」
金曜日の夜、##NAME1##を飲みに誘った
「ごめんね?今日は予定があるの」
「・・・そっか・・・また今度な」
撃沈・・・
「コアラ~、ダメだった~。二人で行こう・・・」
「・・・・・・サボくん、あのさぁ~」
コアラが何かを言おうとした時・・・
「##NAME1##さん~」
後輩の女が##NAME1##に話しかけているのが聞こえた
「どうしたの?」
「ふふふ~、こないだ見ちゃったんですよ~。すっごいイケメンと歩いてましたよねっ!!!彼氏さんですかっ!?」
なにっ!?どういう事だっ!?
二人の会話に意識が集中してしまう
「違うわよ」
その言葉にホッとした
「え~~、でも、すっごくお似合いでしたよ~」
「何言ってるのよ。ほら、仕事して?」
まだ終業時間まで少しある
俺はその後、どう仕事をしたのか覚えていない
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