先生っ
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ヒロインside
「何か・・・すみません・・・マルコ先生・・・巻き込んだ感じですね・・・」
顧問であるシャンクス先生にアイスを強請ったはずが、何故かその隣にいた関係のないマルコ先生と一緒にアイスを買いに来ていた
しかも、量も多いし、歩いて買って帰ったらアイスが溶けるって事でマルコ先生が車を出してくれた・・・
「あ~、気にするなよい・・・あいつに振り回されるのは慣れてりから」
あ~、そんな感じですね・・・
マルコ先生は担任でも顧問でもない
ただ、3年間数学を教えてくれているからお互い知っている
「先生、夏休みはそんな感じの服なんですね~」
いつもはスーツの先生
授業がないせいか、ラフなTシャツに少し細身のパンツ
いつものスーツにメガネもカッコいいけど、ラフな格好もカッコいいなぁ~
「それを言ったらルナもだろい」
ん?それもそうか・・・
「合宿中の夜はこんな感じなんですよ~」
夏休みに入り、私達剣道部は合宿中
部活用のTシャツと短パン
練習中はいつも通り袴だ
マルコ先生と大型スーパーでカートを押しながらアイスをどんどん買っていく
せっかく先生もラフな格好でいつもより年が近く見えそうなのに、私の着ているTシャツの背中にはデカデカと学校名・・・
・・・どう見ても先生と生徒だよね~
ちょっと残念っ
と思いながらも、予定外の先生との二人きり
楽しんでおこう~
「先生っ!半分持ちますよっ」
大量のアイスを先生が1人で持ってくれている
「何言ってんだ、車までだし、これくらい問題ないよい」
そう言って結局車まで1人で運んでくれた・・・
「先生、優しいですね~」
「これくらいで何言ってるんだよい」
今日の事だけでなく、先生は優しい・・・
「・・・先生、モテそう」
大人だし、カッコいいし、優しいし
「クククッ、モテねぇよい。モテてたらさっさと結婚してるよい」
「先生、結婚したいのっ!?」
あ・・・
ついつい食いついちゃった
「・・・まぁ、相手がいれば・・・ねい」
「・・・先生、彼女いないんですか?」
「・・・いないよい」
やった!
だからと言って・・・何があるわけでもないんだけどね・・・
「ほら、着いたよい」
「・・・ねぇ、先生・・・お願いがあるんですけど・・・」
車から降りてアイスを剣道場まで運びながら話す
「ん?なんだい?」
「私が卒業するまで彼女作らないで下さい・・・」
言ってしまったっ!!
・・・・・・・先生・・・無言っ
みんなにアイスを配って、先生は職員室へと戻っていく
思わず追いかけ・・・
「先生っ!」
マルコ先生が振り向いた
「あ・・・ありがとうございました」
何か言いたかったのに、私の口から出たのは、買いに連れて行ってくれた事への感謝のみ・・・
「・・・・・後8か月弱か?」
「え?」
「卒業まで」
「あっ・・・・・はい・・・長い・・・ですよね?」
そんなに待ってもらえないよね・・・
思わず俯いた
「・・・まぁ、既に2年待ってるんだ、後8か月くらい大した事ないよい」
「・・・・・・・え?」
それって・・・と口を開こうとした私の頭にはマルコ先生の大きな手
そのまま固まった私の手にあったアイスは半分ほど溶けてしまっていた
_
「何か・・・すみません・・・マルコ先生・・・巻き込んだ感じですね・・・」
顧問であるシャンクス先生にアイスを強請ったはずが、何故かその隣にいた関係のないマルコ先生と一緒にアイスを買いに来ていた
しかも、量も多いし、歩いて買って帰ったらアイスが溶けるって事でマルコ先生が車を出してくれた・・・
「あ~、気にするなよい・・・あいつに振り回されるのは慣れてりから」
あ~、そんな感じですね・・・
マルコ先生は担任でも顧問でもない
ただ、3年間数学を教えてくれているからお互い知っている
「先生、夏休みはそんな感じの服なんですね~」
いつもはスーツの先生
授業がないせいか、ラフなTシャツに少し細身のパンツ
いつものスーツにメガネもカッコいいけど、ラフな格好もカッコいいなぁ~
「それを言ったらルナもだろい」
ん?それもそうか・・・
「合宿中の夜はこんな感じなんですよ~」
夏休みに入り、私達剣道部は合宿中
部活用のTシャツと短パン
練習中はいつも通り袴だ
マルコ先生と大型スーパーでカートを押しながらアイスをどんどん買っていく
せっかく先生もラフな格好でいつもより年が近く見えそうなのに、私の着ているTシャツの背中にはデカデカと学校名・・・
・・・どう見ても先生と生徒だよね~
ちょっと残念っ
と思いながらも、予定外の先生との二人きり
楽しんでおこう~
「先生っ!半分持ちますよっ」
大量のアイスを先生が1人で持ってくれている
「何言ってんだ、車までだし、これくらい問題ないよい」
そう言って結局車まで1人で運んでくれた・・・
「先生、優しいですね~」
「これくらいで何言ってるんだよい」
今日の事だけでなく、先生は優しい・・・
「・・・先生、モテそう」
大人だし、カッコいいし、優しいし
「クククッ、モテねぇよい。モテてたらさっさと結婚してるよい」
「先生、結婚したいのっ!?」
あ・・・
ついつい食いついちゃった
「・・・まぁ、相手がいれば・・・ねい」
「・・・先生、彼女いないんですか?」
「・・・いないよい」
やった!
だからと言って・・・何があるわけでもないんだけどね・・・
「ほら、着いたよい」
「・・・ねぇ、先生・・・お願いがあるんですけど・・・」
車から降りてアイスを剣道場まで運びながら話す
「ん?なんだい?」
「私が卒業するまで彼女作らないで下さい・・・」
言ってしまったっ!!
・・・・・・・先生・・・無言っ
みんなにアイスを配って、先生は職員室へと戻っていく
思わず追いかけ・・・
「先生っ!」
マルコ先生が振り向いた
「あ・・・ありがとうございました」
何か言いたかったのに、私の口から出たのは、買いに連れて行ってくれた事への感謝のみ・・・
「・・・・・後8か月弱か?」
「え?」
「卒業まで」
「あっ・・・・・はい・・・長い・・・ですよね?」
そんなに待ってもらえないよね・・・
思わず俯いた
「・・・まぁ、既に2年待ってるんだ、後8か月くらい大した事ないよい」
「・・・・・・・え?」
それって・・・と口を開こうとした私の頭にはマルコ先生の大きな手
そのまま固まった私の手にあったアイスは半分ほど溶けてしまっていた
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