狼まであと何秒?
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マルコside
ちょっと待て・・・
今、ルナは何を言った?
「マルコおじさん・・・」
目の前のルナは俺の可愛いルナじゃなくて・・・
その目は涙で潤み、熱がこもっている
俺が欲を吐き出す時に想像しているルナそのものだ
その視線から目を離す事が出来ない
ルナが俺の首に腕を回し、体を密着させながらキスをしてきた
「んっ・・・待てっ・・・ルナ」
慣れていないその様子に余計に興奮する
このままこの場で押し倒したくなる
「や・・・だっ・・・んっ・・・もう・・・分かんない・・・どうしたら良いのか」
分からない・・・と泣きながら触れるだけのキスを繰り返すルナが可愛くて可愛くて・・・
ルナの後頭部に手を回し、少し押さえつけて口が開いた隙間に舌を捩じ込む
「ふぁっ・・・んっ・・・」
急な事に驚いたルナは必至に俺の舌についてくる
真っ赤になっているが、驚いて涙が止まったようだ
その代わり、俺の腕の中でぐったりとして力が抜けている
「ったく・・・とりあえず、話しをするぞ。続きはそれからだ」
トロン・・・とした表情で俺を見上げるルナ
先に続きをしたくなる・・・・いや、話が先だ
「マルコおじさん?」
「だから、そんな顔で見るな」
いつのまにそんな顔を覚えたんだか・・・
「もう一度確認するが・・・俺の事が好きなのか?」
更に顔を赤くしたルナ
今さらそこを恥ずかしがるのか?
「・・・・・うん」
「俺とお前じゃいくつ違うか分かってるのかい?」
「分かってるよ・・・それでもずっとずっと好きだったの」
ずっと・・・って
全く気が付かなかった・・・
「お前はまだ若い、これからいくらでも出会いがあるんだぞ」
「いらない。そんな出会いいらないよ。マルコおじさんしかいらないのっ」
そう言ってまた涙を流すルナ
「・・・・・俺は・・・お前が俺のものになったら、一生離してやれないよい」
「・・・・・・・えっ?」
「それでも良いのか?」
「・・・良い・・・それで良いの・・・それが良いの」
それを聞いて覚悟を決め、ルナを抱えたまま寝室に向った
「・・・・えっ?マルコおじさん?」
「続きは話しの後って言っただろい」
『狼まであと何秒?』
(完)
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