不意の笑顔が、好きだった
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海賊
マルコ:36歳
ヒロイン:26歳(ドクター)
マルコside
「ルナ、また宴に出ないつもりかい?」
名をあげようと襲撃して来たバカなルーキー達を返り討ちにし、予定外の酒や食料を手に入れたある日
いつものように日が沈む頃から甲板で宴が始まったが、その宴にルナの姿がなく、またか・・・と医務室に来てみれば案の定
「えっと・・・まだ仕事が残ってますし・・・」
医務室にはルナが1人きり
5年前にドクターとしてこの船に乗って来たルナはこの5年間、一度として宴など人が集まる所に参加した事がない
上陸した時に酒場で集まると言っても来たためしがない
仕事だと言い張るが実際は違う
「ったく・・・もう5年だよい。まだ人見知りしてるのかい?」
ルナは極度の人見知りだった
この5年で俺を含め、数人とは何とか会話が出来るからまだ良くなった方だ
最初はオヤジ以外の奴と話す事も出来なかったからな
「うっ・・・すみません・・・」
「まぁ、良いよい。そんな事だと思ってねい・・・持って来たよい」
サッチから預かったルナ用の軽食とルナ用の軽い酒、もちろん俺の分の酒とつまみも忘れてない
いつの頃か宴に参加しないルナとこうやって2人で飲むようになっていた
「いつもすみません・・・あの・・・マルコ隊長は宴に戻られて良いですよ・・・」
「何言ってるんだい。1人で食べても美味くねーだろ。それに、甲板に戻ったら静かに飲めねーからねい」
だからここでゆっくり飲ませろ・・・
そう言うと、ルナは少し困ったように笑いながらも承知してくれた
「仕事は終わってんだろ?楽にしろい」
白衣に髪をきちんと結んだままのルナ
それに、度が入っていない分厚い眼鏡
「あ・・・はい」
ルナは俺の言う通りに白衣を脱ぎ、髪を下ろし、分厚いレンズの黒縁眼鏡を外す
すると、綺麗な金色の腰まである長い髪がふわふわと揺れ、分厚いレンズの下からは綺麗な青い瞳が現れる
いつだったか、初めてこの姿を見た時は心臓が止まるかと思うくらい驚いた
そして、何よりも・・・
「マルコ隊長?どうかしました?」
「いや、相変わらず綺麗だと思ってねい」
ルナの髪の毛を一房手に取り、それに口付ける
「そんな・・・」
やめて下さい・・・と頬を赤く染め・・・
恥ずかしそうに笑う・・・
その不意に見せる笑顔が好きだった
【確かに恋だった様】よりお題拝借
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海賊
マルコ:36歳
ヒロイン:26歳(ドクター)
マルコside
「ルナ、また宴に出ないつもりかい?」
名をあげようと襲撃して来たバカなルーキー達を返り討ちにし、予定外の酒や食料を手に入れたある日
いつものように日が沈む頃から甲板で宴が始まったが、その宴にルナの姿がなく、またか・・・と医務室に来てみれば案の定
「えっと・・・まだ仕事が残ってますし・・・」
医務室にはルナが1人きり
5年前にドクターとしてこの船に乗って来たルナはこの5年間、一度として宴など人が集まる所に参加した事がない
上陸した時に酒場で集まると言っても来たためしがない
仕事だと言い張るが実際は違う
「ったく・・・もう5年だよい。まだ人見知りしてるのかい?」
ルナは極度の人見知りだった
この5年で俺を含め、数人とは何とか会話が出来るからまだ良くなった方だ
最初はオヤジ以外の奴と話す事も出来なかったからな
「うっ・・・すみません・・・」
「まぁ、良いよい。そんな事だと思ってねい・・・持って来たよい」
サッチから預かったルナ用の軽食とルナ用の軽い酒、もちろん俺の分の酒とつまみも忘れてない
いつの頃か宴に参加しないルナとこうやって2人で飲むようになっていた
「いつもすみません・・・あの・・・マルコ隊長は宴に戻られて良いですよ・・・」
「何言ってるんだい。1人で食べても美味くねーだろ。それに、甲板に戻ったら静かに飲めねーからねい」
だからここでゆっくり飲ませろ・・・
そう言うと、ルナは少し困ったように笑いながらも承知してくれた
「仕事は終わってんだろ?楽にしろい」
白衣に髪をきちんと結んだままのルナ
それに、度が入っていない分厚い眼鏡
「あ・・・はい」
ルナは俺の言う通りに白衣を脱ぎ、髪を下ろし、分厚いレンズの黒縁眼鏡を外す
すると、綺麗な金色の腰まである長い髪がふわふわと揺れ、分厚いレンズの下からは綺麗な青い瞳が現れる
いつだったか、初めてこの姿を見た時は心臓が止まるかと思うくらい驚いた
そして、何よりも・・・
「マルコ隊長?どうかしました?」
「いや、相変わらず綺麗だと思ってねい」
ルナの髪の毛を一房手に取り、それに口付ける
「そんな・・・」
やめて下さい・・・と頬を赤く染め・・・
恥ずかしそうに笑う・・・
その不意に見せる笑顔が好きだった
【確かに恋だった様】よりお題拝借
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