第三十二話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
ご理解、ご了承の上ご覧ください
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「で?何があったんだ?」
朝のマルコとランの様子から何かあったんだろうと思い、
いつものようにサッチ母さんは相談に乗ろうとする。
しかし、なかなか話したがらない
ラン。
いつもはサッチに何でも話してくれるランが言い辛そうにしているのは珍しい。
隣に座るリンは理由を知っている事もあり、苦笑い‥‥
長い沈黙の後、ようやくランが口を開いた
「昨日の夜‥‥‥マルコを‥‥‥拒絶しちゃって‥‥‥」
ランのちぃーさな声から聞き取った内容の意味が分からず一瞬考え込んだサッチだが
「あ~、なるほどなぁ~(って言うか、まだだったのかよっ)」
驚くサッチだったが、本人は至って真剣
「ラン、気にし過ぎ~。
初めてなんだからしょうがないでしょ。
心の準備してなかったんだからっ」
ぶっ
サッチが飲んでいたコーヒーを噴出した。
「ちょっと、リンっ!」
ランがリンの口を塞いだときは既にサッチの耳にランが未経験だという事が聞こえてしまった。
「(マジか・・・。イイナ・・・。マルコのヤツ・・・)
エッと・・・ランちゃん」
「はい。。。」
何故か敬語になるラン
「マルコとするのイヤ?」
「ちがっ!
そうじゃなくて・・・
どうしたら良いか分からないし・・・
恥ずかしくて・・・
ちょっと怖いし・・・」
赤くなるラン
「(可愛いなぁ~~)それマルコに言った?」
ランは顔を横に振った
グシャっとランの頭を撫でながら
「言ってやって。
男って結構繊細でさぁ、そういう時に断られるとキツイんだよ(笑)
ちゃんと話せばランちゃんの心の準備が整うまで待ってくれるからさっ。
(限界はあるけど・・・)」
「うん。。。ありがとう。サッチ。。。」
マルコが帰って来たらちゃんと話すねと言ってキッチンに仕込みの手伝いに行ったランの後ろ姿を見送るサッチとリン
「さて、俺も行くかな~。
リンちゃんも仕事あるんだろ?」
「・・・・・サッチは平気なの?」
「ん?何が?」
笑顔で返すサッチ
その笑顔をジーっと見るリン
「ううん。何でもない。
サッチが良いなら良いよ。
じゃあ、私も行くね」
手を振って出ていくリンの背中を見ながら、
「ランちゃんが幸せであれば良いんだよ。俺は。。。」
そう1人呟いた
_