第二十九話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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「ラン・・・・」
マルコが頭に手を回して髪の毛を撫でてくれた。
気持ちいい。。。
マルコの首に回していた片腕に力を込めると、マルコも私の腰に回した腕に力を込めた。。。
「ラン・・・顔を見せてくれよい」
マルコの首に埋めていた顔を上げると、真剣な目をしたマルコがいた。
「本当に無事で良かったよい。あの時、ランを見た時、本当に怖かった。2度とランに会えなくなるかと思って本当に怖かったよい。。。」
ティーチはいなくなって、サッチは生きている。
これで、エースが捕まる事はなくなって、あの戦争が起きなければエースもオヤジさんも助かれば、それで良いと思っていた。
でも、目が覚めた時、私の為にみんなが泣いてくれて、私の為にみんなが無茶した事を怒ってくれて、本当に嬉しかった。
怒られたのは本当に怖かったけど・・・
でも、それすらも幸せだと思った。
何より、もう一度、こうやってマルコの温もりを感じる事が出来る。
「マルコ・・・、私ね、サッチを助ける事が出来て、その結果エースやオヤジさんも助かって、この船のみんなが幸せでいてくれればそれで良いと思ってた。
その為に自分がいなくなっても良いと思ったんだ」
「っつ、ラン!それはっ!」
「うん、分かってる。
そんな事をしてもみんなが悲しむ事は分かってる。
でも、そう思っていたのが正直な気持ちなんだ。
なのに、私、あの時、だんだん意識が遠のいていくとき、初めて怖いと思ったよ。
マルコに2度と会えなくなると思ったら怖かったよ」
マルコの空いている手を取って、
「また、マルコの温もりを感じる事が出来て良かった。
私の意識が無かった時、こうやって手を握っていてくれたでしょ?
温かかったのを覚えているよ。
ありがとう。
私の名前を呼んでくれたでしょう?
ありがとう」
「ラン・・・もう、あんな事はしないでくれよい?
何かあれば、まずオレに相談してくれ。
頼むから・・・」
「うん。もうしないよ。何かあれば最初にマルコに言うよ」
笑顔で言うと、マルコも微笑んでくれた。
そして、私の髪の毛を梳くように撫でてくれた。
マルコの私を見る目は本当に優しい。
私は幸せだな。。。
「ラン」
「なに?」
「・・・・・愛してるよい」
あの時は戸惑うばかりだったけど、今は・・・・
「マルコ・・・・わ「マルコー、いるかー?」・・・」