第二十八話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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マルコ視点
どういう事だ?
リンに促されてサッチの部屋に来てみると信じられない光景だった。
ティーチがランの背中にナイフを突き立てていた。
慌ててエースと一緒にティーチを取り押さえた。
ランに駆け寄りたいが、ティーチの巨体をエース一人では押さえられない。
茫然とするリンにこの部屋から一番近いジョズを呼びに行かせ、
「サッチっ!しっかりしろよい!茫然としてる場合じゃないよい!ランの止血をしろっ!」
今、俺達は手が離せない。
でも、ランからどんどん血が流れる。
あのままじゃ、マズイッ。
ランの背中から流れ出る血を見て、サッチが急いで傷口を押さえた。
「ランちゃん、しっかりしろ!っクソッ。血が止まらねえ。何でこんな事にっ」
「マルコ、何があったんだってラン?!ティーチ?!どういう事だ!!!」
「話はあとだよい。ジョズ変わってくれ。ティーチを拘束してこのままオヤジの所に連れて行けよい」
「ラン!しっかりしろよい、すぐに船医の所に連れて行くよいっ!」
「マ・・・・ルコ・・・・」
「ラン?!」
「サ・・・・チ・・・・・は?」
「ランちゃん!」
「ケガ・・・ない?」
「つっ、オレは大丈夫だよ」
「よか・・・た・・・」
「ラン、それ以上喋るなよい!」
医務室に着いた!
「ドクター!急いで見てくれ!」
俺の腕の中にいるランを見てすぐに手術にかかった。
俺達は医務室から出された。
オヤジの所に行かなければならない・・・
でも、せめてこの手術が終わって、容体が分かるまではここに居たい。
「サッチ。。。何があったんだよい」
医務室の前のベンチで頭を抱えてうなだれるサッチに必至に感情と押さえて聞いた。
「・・・・オレも分からないんだ。ティーチがあの悪魔の実を見たいって言うから、見るだけならって部屋に連れて行ったんだよ。親友だし、何も疑ってなかった。気づいたらティーチがナイフを振り下ろそうとしていて、俺とティーチの間にランちゃんがっ!」
リンは何かを知っているようだが、今聞ける状態じゃないし、俺だって正直何が起こっているのか全く理解出来てなかった。
どのくらい時間が経っただろうか。
医務室の扉が開いた。
「ドクター、ランはっ!?」
「・・・・・・・・・取り敢えず、手術は成功した。傷口もふさいだ。後は本人次第だ」
「分かった。また後で来るよい」
先にオヤジの所に行って、状況説明とティーチの処遇だ。
「サッチ、エース、オヤジの所に行くよい」
「っつ、マルコ、せめて目が覚めるまでランちゃんの側に!」
目の前で自分を庇ってランが刺されたサッチの気持ちも分からないはないが。。。
「俺達がここに居ても何も出来ないだろうよい。先にティーチの始末だ。リン、お前はランについてるかい?」
リンには聞きたい事が山ほどあるが、今行くのは酷だろう。
さっきからずっと泣き続けて、エースが支えていないと倒れそうなくらいだった。
「い・・・っしょに行く」
「おい、リン、無理するな」
涙を拭いて自分の力で立とうとするリンをエースが気遣う。
「だいじょう・・・ぶ。こうなった理由を私は知っているし、ランと約束したから。。。一緒にオヤジさんの所に行く」
ランの事はドクターとナースに頼み、何かあればすぐに知らせるように行って、全員でオヤジの所に行った。