第二十七話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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準備が終わったから、私は朝食をとる事にして、テーブルに座った時、
「おはよう、ラン」
ポンと頭に手を置かれて、見上げると。。。
「・・・・おはよう。マルコ」
目が合わせられず、つい俯いてしまった。
「隣に座っても良いかい?」
今まで聞いた事なんかないのに。。。
「どうぞ?」
「クククッ。どうも」
スッとマルコの手が顔の横に伸びてきた。
「うひゃっ」
思わず奇声を発してしまった為、慌てて口を自分の手でふさいだ。
「ちょっと、急に、何?」
マルコが私の耳を触ってきたのだ。
「悪かったねい。今日もしてくれているんだねい」
あ、ピアスの事か。
でも、触る必要はなくない?
「気に入ってるからね。もう、離してよっ」
いつまでも耳を触っているマルコの手を軽く叩いた。
顔が熱い。。。
ドキドキするっ。
チラッと顔を上げてマルコを見ると、ニヤニヤしていた。
「何、ニヤニヤしてるのよ」
何だか悔しくなって、責めるように言ってしまったが、マルコは気にしていないようだった。
「意識してくれてるんだと思ってねい♪」
「意識しないわけないでしょっ!」
あんな風にあんな事言われたの初めてなのに。。。
そう言うと、マルコは嬉しそうにした。
もう何で喜んでるのかさっぱり分からない。
「何やってんだ。マルコ。ランちゃんが困った顔してるじゃねーか」
そう、困ってるんだよ~。
サッチがタイミング良く食後のコーヒーを持ってきて、マルコと反対側の隣に座った。
「何勝手に座ってるんだよい」
「え~~。ランちゃん、隣座って良い?」
「あっ、うん。もちろん」
「チッ」
エッ、今舌打ちした?マルコ?
サッチが同じテーブルに座るのそんなにイヤだったのかな?
「ランちゃん、今日、食材の買い物行くんだけど、一緒に行かない?」
「食材の補充は明日じゃなかったのかよい?」
あれ?マルコの声・・・・怒ってる?
「思ったよりも多めに補充しないといけなさそうだから、二日に分けようと思ってな。今日はそんなに量も多くないからランちゃんも一緒にどうかな?って思ってね」
「行く!」
若干サッチの言葉にかぶるように返事をした。
補充は明日だと思っていたが、今日も行くという事はあの事件が今日起きる可能性があるという事だ。
今日、明日は出来るだけサッチと一緒に行動したかった。
何も知らないサッチは、
「じゃあ、また後で♪」
と明るくキッチンに戻って行った。
私も部屋に戻って準備をしよう。
リンにも話しておきたいし。
マルコと2人は気まずいし。。。
「えっと。。。じゃあ、私も行くね。。。」
そう言って席を立とうとした時、マルコに手を掴まれた。
昨日の事を思い出して全身が熱くなるのを感じた。
「っつ、な・・・に」
マルコは困ったように笑い、
「あまり、サッチと仲が良いと妬くよい」
ちょっ、首を傾げて可愛く言うなっ!
何これっ。もうどうしたら良いんだろう。
固まっていたら、マルコがクツクツと笑い、
「冗談だよい。気を付けて行ってこいよい」
いつものように私の頭を撫でるマルコだった。
私を撫でる手はいつもと変わらず優しいかった。
もし、マルコを拒否すると、この手も私から離れて行くのだろうか。。。
ひとまず今日、明日はサッチの事を考えよう。
そう決心して部屋に戻った。