第二十六話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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マルコ視点
ハァ~
店の前で大きな溜息をつきながらランを待っていた。
「情けないねい・・・」
ランが4番隊になってからは、サッチと一緒にいるのを良く見かける。
同じ隊なんだから当たり前だと分かってはいるんだが。。。
自分だけ見て欲しい、自分以外の男に微笑まないで欲しいなんて思う日が来るなんて思ってもなかった。
サッチにお礼だと言って、サッチの事を考えているランを見たくなくて店を出たなんて、ランが知ったらどう思うだろうか。。。
いつでもオレだけのものにしたいと考えてると知ったら、困らせるだろうか。。。
「そろそろ限界だよい・・・」
「マルコ、お待たせ」
ランが店から出てきた。
「良いのが買えたかい?」
「うん。待たせてごめんね?」
「大して待ってないよい。さて、ちょっと寄りたい所があるんだけど、付き合ってくれるかい?」
「もちろんだよ」
ランと一緒に行きたい場所があった。
時間的にも丁度良い。
ランを連れてきたのは高台にある展望台。
先に偵察に来たときに見つけた場所だった。
ここからの夕日が綺麗でランに見せたいと思っていた。
「うわ~~。すごい。。。キレイ」
ランはその景色に魅入っていた。
オレはというと、夕日よりもキラキラした目で夕日を見るランの横顔を眺めていた。
「すごい、綺麗だったね。。。」
夕日が沈んで、辺りが暗くなり始めた頃、やっとランの意識が夕日から戻って来た。
「気に入ったかい?」
「うん、連れてきてくれてありがとう。マルコ」
嬉しそうに微笑むランが本当に綺麗だった。
無意識のうちにランの指先に口付けていた。
「マ・・・ルコ?っあの・・・」
今まで抱きしめたりした事はあったが、こういう風にランに触れた事がなかったから、驚いているようだった。
「(寝ている時に口付けた事はあるけどねい)」
「好きだ」
チュッ
「エッ?」
「ランが好きだよい」
チュッ
ランに囁くたびに指先にキスをする。
「あっ、あの・・・」
「ランに出逢えて良かった」
チュッ
「ちょっ」
「オレだけを見て欲しいよい」
チュッ
言葉で伝える度に指先にキスをする。
ランを見ると、辺りが暗くなってきていて、分かり辛いが、顔を赤くして固まっている。
それすらも可愛くて、愛しくて仕方がない。
「ラン、愛してる。オレだけのものになってくれないか?」