第二十三話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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サッチ視点
オヤジからランちゃんとリンちゃんを正式に家族にすると、本人達がずっとこの船に乗る事を望んだと聞いた時は嬉しかった。
まぁ、ランちゃんからここに居たいと聞いていたから驚く事はなかったけど、4番隊に入るって聞いた時は本当に驚いた。
てっきりマルコの隊に入れるのかと思っていたからだ。
よくマルコが許したなと思ったけど、本人の希望とオヤジが許可をしたと言われればマルコですら反対は出来ないから仕方がない。
その後、しっかりマルコに八つ当たりされたけどな(笑)
それから、ランちゃんは1日のほとんどを俺と過ごすようになった。
彼女に初めて会った時の事を時々思い出す。
リンちゃんを背に庇い、俺達を睨みつける彼女を見た時、本当に良い女だと思った事を今でも鮮明に覚えている。
でも、次の瞬間、兄弟の大事な人だと分かった。
それから、俺にとってランちゃんは、大事な兄弟の大事な女になった。
もちろん、ランちゃん本人も大事な家族でもあるんだけどな。
強い彼女、弱い彼女、優しい彼女、一生懸命な彼女を側で見るようになった。
俺の事をお母さんみたいだという彼女はマルコに言えない事や弱音も俺になら吐いてくれる。
彼女もマルコの事を好きなんだと思うけど、本人はまだ気づいていない。
今なら・・・・と一瞬思った。
今ならまだ奪えるかと。。。
でも、純粋に俺を信頼する彼女と大事な長男の事を想うと出来ねえな~~。
食堂から去っていく彼女の背中を見ながら、彼女が望むのなら、母でも兄でも何にでもなってやろうと思った。。。。
「はぁ~、部屋で酒でも飲むかな~~」
酒でこの想いが流してしまえれば良いのに。。。