第二十三話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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「ランちゃん、お疲れさん。今日はもう良いよ。疲れただろ~。はい、これ」
サッチはそう言って、プリンを出してきてくれた。
「わ~。ありがとう、サッチ。おいしそう~~。コーヒー淹れよう♪サッチも飲むでしょ?」
「おっ、サンキュー。じゃあ、一緒に飲むか」
4番隊に入って、キッチンの仕事をするようになって数週間、仕事にも仕事の合間に行う訓練にもだいぶん慣れてきた。
最初の頃は心配したマルコが毎日のように見張っていた。
自由時間に本を読むのもマルコの部屋でって決められちゃったし。。。
本に夢中になって体を休めないからって言われれば反論は出来ないけどね。。。
「はい、どうぞ?」
自分の分とサッチの分のコーヒーを入れて席についた。
「「いただきます」」
サッチはコーヒー、私はプリンに口をつけ、
「「おいしい」」
悉く、声が被ってお互い顔を見合わせて笑った。
「仕事辛くない?」
「大丈夫だよ?みんな優しいし、楽しいよ」
「訓練もなぁ~、本当は俺もさせたくないんだけど。。。」
確かに最初はすっごい嫌がってたな~。
ケガさせたくないとか、私に剣を向けたくないとか色々言っていたのを説得するの大変だったな。。。
「まだ言ってるの?あくまでも自衛の為だからね?」
幸い、3歳から18歳まで剣道と合気道をやっていたおかげで基礎はあったからサッチやビスタやハルタ曰く、けっこういい線いってるらしい。
「分かってるけどさぁ~。マルコの見張りもこえ~し。。。」
「あぁ~、それはねぇ。。。ゴメン(笑)」
「で、そのマルコさんはいつ帰ってくるんだっけ?」
そう、マルコは次に上陸する島の様子を探る為に1週間前に偵察に出た。
「10日くらいって言っていたから、後3日くらいかな?」
行く前は大変だった。。。
こないだ倒れてしまってから、元々過保護かな?って思っていたのが、すっごい過保護になっていて、サッチにも、無理をさせるなとか、ケガをさせるなって何度も言っていたな~。
「そんなに離れるの初めてだろ?寂しい?」
「そりゃ、いつも一緒に居てくれたから、寂しいよ~」
そう答えると、サッチはう~~~んと考え込んでしまった。
どうしたんだろ?
「前にも聞いたけど、ランちゃんってマルコの事どう思ってるの?」
どう?リンも聞いてたな~。
それって、明確にしないといけない事なんだろうか?
今のままじゃダメなのかな?
マルコの事は好きだし、大事だと思ってる。
エースやサッチ、他のみんなも好きだけど、みんなとは違うと思うけど、どう違うのかは説明できない。
「ごめん、ごめん、困らせたかったわけじゃないんだよ?」
答える事が出来なかった私にサッチが頭を撫でながら優しく言った。
「ただ・・・・・いや、何でもないよ。ほら、食べ終わったら部屋に帰ってもう休みな。寝不足にでもなったら、俺がマルコに怒られちゃう~~」
「ふふ。そうだね。マルコはサッチには容赦ないからね~(笑)」
マルコとサッチは本当に仲良しだからな~。
「そうなんだよ~」
そう笑いながらマグカップ2つとプリンの器を下げた
「じゃあ、サッチ、おやすみ」
「あぁ、おやすみ、ランちゃん」
サッチを残して、食堂を後にした。