第二十話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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マルコ視点
敵襲があり、不本意ながらもサッチにランの事を頼み、さっさと終わらせようと思っていた時、視界の端に移ったのはランの姿だった。
「(何でここにいるんだよいっ!)」
サッチにオヤジの所に避難させるように指示したはずだった。
そのサッチとイゾウも側にいるから危なくはないだろうが、それでもこんな光景をランには見せたくなかった。
ラン達は基本的には争いのない世界で安全に暮らしていた。
ここでも同じ生活をさせてやりたかったんだ。
海賊の自由で楽しい所だけしか見せて来なかった。
見て欲しくなかった。
戦い、奪う所を見せたくなかった。
サッチを締め上げると、オヤジと本人の意思だと。。。
オヤジへの報告や後片付けを終え、ランを捕まえオレの部屋に連れてきた。
怒っているわけではなかったが、ランにはそう見えたのだろう。
何故かベットの上で正座をしてその前に立つオレを見上げていた。
話を聞くと、この船に、この世界にずっといたいから、ちゃんと見ておきたかったと。。。
この世界にずっといる事が出来るように道を探すと。。。
ランに再び会う事が出来て、本当に嬉しかった半面、いつかは帰さなくてはいけないと思っていた。
だからこそ、楽しい思い出だけを残してやりたかった。
ランに伸ばしたくなる手を何度も引っ込めた。
この世界の残り事を選んでくれたのなら、もう我慢はしない。
この世界を選んだ事を後悔させない。
この世界を選んだ事を後悔しないと言うランをきつく抱きしめた。