第十九話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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「おはよう。リン」
「・・・・・おはよう」
ふぅ~。思いのほかリンの機嫌が直らず、もう一週間この調子だ。
一応、最低限の話はするし、同じ部屋に帰ってくる。
大抵エースがついててくれてるみたいだから、心配はしてないけどね。。。
リンはリンなりに色々考えているんだろうし、見守ろうと思い、無理に私から元の世界の話をする事はなかった。
いつものように食堂に行くとサッチが笑顔で迎えてくれた。
挨拶をし、いつものようにエースとマルコが座っているテーブルに腰をかける。
「今日の昼には船を出すけど、何か買い忘れはなかったかよい?」
初日に買い物に行って、あの酒場に行って以来、私が船から降りる事はなかった。
買い物をする気分でもなかったし、酒場には行きたくなかったからだ。
リンはエースと一緒によく出掛けてたみたいだけど。。。
「大丈夫だよ」
私が船から降りようとしなかったせいか、マルコも船から降りる事はなかった。
私に構わず、行っていいと言ったが、船内での仕事もあるし、特に行きたい所もないって言ってたけど。。。
「ごちそう様。先に部屋に戻るね」
リンはそれだけ言って戻って行った。
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
なかなか気まずいな~。
はぁ~。
「ごちそう様。私も先に行くね」
ここに居ると、マルコやエールに気を使わせてしまいそうだし。
「部屋に戻るのかよい?」
「・・・・・・・・書庫にいる」
この船の書庫はかなり広く、蔵書も多いため、この船に乗ってすぐからお気に入りの場所になっていた。
今ではほとんど毎日籠りっぱなしだ。
朝食後からずっと書庫に籠って本を読んでいた。
いつの間にか船が出航していたようだ。
気付いたら、船が揺れていた。
「ランちゃ~~ん」
「うわっ。ビックリした。サッチ?」
サッチがすぐ隣に座っていた。
「ずっと呼んでたのに全然気づかないんだもんな~」
サッチは可笑しそうに笑っていた。
「えっ?そうなのか?本に集中していて、気づかなかったよ。何か用だった?」
「お昼を食べに来なかったからさ~。持って来た!」
サッチの手には更に盛られたサンドイッチ。
「わざわざゴメン。時間を忘れてた」
「そんな気がしたから、サッチさん特製のサンドイッチを作ってきたよ?食べて?」
「ありがとう。美味しそう♪」
口に入れるとやっぱり美味しかった