第十八話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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はぁ~~。
久々に怒らせたな~。
どうしたもんかな。。。
そう考えていた時、
コンコン
ドアがノックされた。
誰だろう?
「はい?」
ドアを開けると。。。
「マルコ?」
「おはよう。ラン」
「おはよう。マルコ。。。あの。。。昨日はゴメンね?色々と。。。いつの間にか寝てしまったみたいだし。。。運んでくれたんだよね?」
言ってて恥ずかしくなって、俯いてしまった私の頭をいつものように優しく撫でるマルコ。
私だって、この手でずっと撫でてもらえたらどんなに幸せかって考えないわけではない。
けど。。。
「ラン?昨日の事は気にするなよい。それよりリンが走って出て行ってたみたいだけど、どうかしたのかよい?」
あ~、それでこの部屋に来たんだ。
心配してくれたのかな?
「ちょっと怒らせちゃってね。。。」
「珍しいねい。何かあったのかよい?」
理由は。。。言わない方が良いよな。
「ちょっとね。マルコ、朝食はこれから?」
「ああ。一緒に行くか?」
「うん。リンも食堂にいるだろうしね」
最初は昨夜の事を気にしていたが、いつもと変わらないマルコのおかげで私も普通に接する事が出来て、ホッとした。
マルコのこういう所は本当に凄いと思う。
食堂に行くと、いつもよりもかなり人が少なかった。
陸で過ごす人達も多いようだった。
そんな中。
「イゾウ、おはよう。昨日は送ってくれてありがとう」
「おはよう。ラン。俺も帰るついでだったから気にする事はねぇけど。。。なんだ、もういつも通りなのか?面白くねーなぁ」
そう言いながらも面白そうにマルコを見て笑うイゾウ。
何の事だろう?
首を傾げていると、
「煩いよい。イゾウ。ラン、気にするなよい」
「うん?」
「おっはよ~。ランちゃんっ。ついでにマルコも」
「おはよう、サッチ」
「ついでって何だよい!?」
「そんな事より、リンちゃん、何かあった?すっごい怖い顔で朝ごはん食べてるんだけど。。。」
サッチの視線の先を見ると、無表情で朝食を頬張るリンの姿とその隣でビクビクしながらいつものような凄い量のご飯を食べているエース。。。
エース。。。可哀想に。。。
「うるさいっ!フランスパン!」
「ひでぇ~」
ヒドイな。。。
「どうしたんだよい?リン」
らしくねいよい?とマルコも心配してリンに声をかけるが。。。
「うるさいなっ!ヘタレパイナップル!」
「「「ぶっ」」」
サッチ達が噴出した。
「ヘタレでもパイナップルでもないよいっ!っていうか、お前らも笑ってるんじゃないよいっ!」
酷過ぎるな・・・
「こ~ら。リン。八つ当たりするな」
リンの頭を撫でようと手を伸ばしたが。。。
パシッ
払われちゃったな~。
「リン!!何してるんだよい!」
「あ~、良いよ、マルコ。気にしてないよ。ほら、リン、ご飯食べたら、部屋で話そう?」
本格的にヘソを曲げる前にちゃんと話さないとな~。
そう思っていたが、既に手遅れだったらしく。。。
「だいたい、ランが一番ムカつくっ!落ち着いていて、優しくて、頭も良くって、いつも余裕で、正しい事ばっかり言って・・・」
ん?褒めてるのかな?でも、そんな事もないんだけどな~。
「なぁ~。それってランを褒めてんのか?」
「うるさいっ!」
「すみません・・・」
エースよわっ。
はぁ~。本格的に怒りだしたな~。
「分かったから、取り敢えず、八つ当たりは止めろ」
そろそろ本当に止めないとみんなの迷惑になると思い強めに言うと
「~~~~~~~~~~~~ランのバカ~~~~~~~」
大声で私の悪口を言って走って食堂を飛び出した。
声大きすぎだよ・・・
「はぁ~」
「・・・・ラン、大丈夫かよい?」
「ん~。大丈夫。ちょっと時間を置いてからまた話してみるよ。エース、ちょっとリンについててもらっても良いか?一人にすると何をするか分からないからさ」
「今のあいつ怖いけど、分かったよ」
「ありがとう、エース」
サッチ達も心配してくれたけど、取り敢えずそっとしてもらう事にした。