第十八話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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朝??あれ??昨日の夜甲板にいたよね?
いつの間にベットに入ったんだろう??
寝起きで働いていない頭を一生懸命働かせようとする。
昨日の事を思い出し、恥ずかしさのあまり、枕に顔をうずめた。。。
泣いた挙句、いつの間にか寝たんだ。。。
マルコが運んでくれたんだろうな~。
昨日はなんか、情緒不安定だったんだよね。。。
「はぁ~。恥ずかしい。。。」
「何が?って言うか、何やってるの?ラン?」
起きてたのか。。。リンが起きている事に気づいてなかった。
「おはよう。リン」
「おはよう~。ラン~。で?何が恥かしいって?」
「何か聞こえた?」
誤魔化すようにニッコリと笑ってみたが。。。
「しっかり聞こえたよ?」
ニッコリと返されてしまった。
チッ。誤魔化せなかったか。。。
こういう時のリンは誤魔化せないんだよな~。
大人しく昨夜の事を話した。
「ちょっ!エースと酒場で酔いつぶれてるときにそんな面白い事になってたの?もっと早く帰ってくれば良かった!」
酔いつぶれてたんだ。。。
なのに、朝からそのテンションの君が凄いよ。。。
っていうか、親友が涙したって話なのに、面白いって。。。
ヒドイな。。。
ニヤニヤしてるし。。。
心配しないんだな~。
「ねっ。マルコの事好きなの?」
?そりゃね~。
「好きだよ?リンだって好きでしょ?」
「ちーがーうー。そういう意味じゃなくて、男として!恋人にしたいとか、独り占めにしたいとかさ~思わないの?」
マルコを?恋人に?
出来る訳ないじゃないか。
「考えた事もないよ。リン?忘れてないか?私達はこの世界の人間ではないんだよ?マルコ達が急にいなくなったように、私達だって、急に元の世界に戻る事になるかもしれないだろ?」
そう、ずっと考えてた。
ここに来て楽しければ楽しいほど、いつか来る別れの事を。。。
マルコやこの船の人達と一緒に過ごす毎日は本当に楽しくて、前からこの船にいたかのように錯覚しそうになるが、私達はこの世界の人間ではないんだ。。。
「そんなの分かんないじゃない!ずっとこっちにいる事が出来るかもしれないじゃない!」
リン。。。
そうなればどんなに良いかって私も思うよ?
でも・・・・
「リン、その可能性がないとは言わないよ。でも、マルコ達がこうやって私達の世界からこの世界に帰ったんだよ?元の世界に帰る日の事もちゃんと考えないと」
自分自身に言える事だった。
「やだっ。帰りたくない。ここに居たいもん。元の世界に帰るなんて考えなくて良いじゃんっ!ランのバカっ!」
リンは部屋から飛び出してしまった。。。