第十五話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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「マルコ。。。一旦落ち着いて」
私達がマルコ達の世界に来てから数週間が経った。
船にもクルーにも慣れた頃大きな島に上陸した。
身一つでこの世界に来た私達の買い物をする為に私とマルコが、リンはエースと一緒に島に降りたんだが。。。
マルコはどんどん私の前に服を積んでいく。
誰が着るんだ?こんなに。。。
「ん?なんだよい?この店ではこんなもんで良いか?次の店もあるからよい」
ん????他の店でも買う気か?
「イヤイヤ、こんなにいらないよ!」
全気候の服を揃える話は聞いていた。
次の島で必ず買い物できるとは限らないとも聞いたが、着るのは私一人。
それに、こんなに沢山の服をどこに収納するんだよ!
「あるに越したことはないだろうよい。ナースなんかは毎回このくらいは買うよい」
恐るべしナースさん。。。
「着る分しかいらないよ。後、スカートは履かないからいらない」
スカート履くと動きづらいんだよな~。
でも、マルコが選んだのはスカートやワンピースが多かった。
マルコはスカートが似合う可愛い女の子が好きなのかな?
「・・・・・・・ランに似合うと思ったんだけどねい」
マルコが見て分かる程に”しゅん”ってなった。。。
ちょっと可愛いかも・・・
分かりやすく落ち込んでいるマルコを見ると私が悪いような気がしてきた。。。
「分かったよ。。。じゃあ、服の量を減らしてくれたら、スカートも選んでいいよ。。。」
「分かったよい!」
ぱっとマルコの顔が明るくなり嬉々として洋服を厳選しだした。
こういう所は大きくなってもやっぱり可愛いなぁ~。
居なくなって一ヶ月後に再会したマルコは子供から大人に変わっていた。
大人っていうか、おっさんになっていた。
急に年上になったマルコがやたら私を甘やかそうとする事にすごく戸惑っているが、こうやって少し子供っぽい所を見ると安心する。
と思っていたんだけど。。。
「マルコ!オヤジさんからちゃんとお小遣いをもらっているんだから、マルコが払う必要はないよ!」
服や靴、下着や化粧品まで全部マルコが支払った。
「気にするなよ~い。オヤジから貰ったお金はまた今度の買い物の時に使えば良いよい」
こっちに来てからというもの、マルコは私達が不自由しないように何でも先に用意をしてくれる。
精神的な面でも不安にならないようにフォローをしてくれる。
何から何までマルコに甘えっぱなしだ。。。
「そんな顔をするなよい」
私は今どんな顔をしているのだろうか?
マルコが心配そうに私の顔を覗き込みながら、頭を優しく撫でてくれる。
「ランが俺達にしてくれたのは、こんなもんじゃないんだよい?子供になってしまった俺達にとって、ラン達が話を信じてくれて、一緒に居てくれたことはこんな事じゃ返せないくらいの事なんだよい?
ランは大したことじゃないって言うけど、俺とエースにとっては大した事だったんだ。だから、これくらいさせてくれよい」
そういう風に言われてしまうと、何も言えなくなるじゃないか。。。
「分かった、ありがとう。マルコ。甘えさせてもらうよ?」
「よいよ~い」
マルコは嬉しそうに私の手をとって歩きだした。。。
マルコが嬉しそうなら私も嬉しいから良いか。
(マルコ、手つないであるくの?)
(ん?イヤかよい?)
(・・・・イヤじゃないけど。。。なんか、私が手を引かれてるみたいで。。。)
(向こうにいた時と反対だねい♪)