第十二話
夢小説設定
この小説の夢小説設定マルコ落ち夢小説です。
マルコ&エースの逆トリ&幼児化から始まります。
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オヤジの許可が出て、ランとリンがこの船に乗ることになった。
「(まずは2人の部屋を用意するかねい。それまで、ランは俺の部屋で休ませておくか)」
再会した時からあまり顔色が良くないと思っていたが、オヤジと話している最中に顔が真っ青になっていた。
大丈夫だとは言っていたが。。。
「(明らかに大丈夫な顔じゃないだろよい)」
ランの世界に居た時、何も知らない上に体は子供だったからランからしてもらうばかりで何も返す事が出来なかったが、今は違う。
ここは俺達の世界だし、何よりここでは俺の方が大人でしかも他の奴らよりも色々な意味で力を持っていると自負している。
「(もっと頼ってくれても良いのによい。。。)」
1か月振りに再会したランは俺よりもかなり小さく、思っていた以上に細く、そして思っていた以上に可愛い女だった。
「リン、ラン、2人の部屋の用意をしてくるよい。ランは俺の部屋で休んでろよい。リンはどうする?」
「せっかくだから船内を見たい!エース、案内して!」
目をキラキラしてエースを見るリンに苦笑してしまった。
「(ま~リンはじっとしてないとは思ってたけどな。ランもこれくらい我儘だったら良いのにねい)」
「おう、良いぜ?ランも来るか?」
「ランは部屋で休ませるよい。2人で遊んでこいよい。ラン、行くよい」
強引にランの腕を引っ張って、部屋へ向かった。
「ちょっと、マルコくん?私も船内を案内してもらった方が手間が掛からないだろ?」
「俺が明日案内するから良いよい。それよりも少し休め。顔色が悪いよい」
自室のベットへランを座らせた。
するとランが大きな溜息をついた。
「マルコくんも忙しいだろ?確か隊長さんだったよな?」
確かに他のクルーよりも、他の隊長よりも仕事が多くて大変だと以前ランに話した事があった。
「ラン、そんな事をランが心配する必要はないんだよい。確かにランと過ごした時は俺は子供だったけど、今はランよりも大人だし、この船でもかなりの古株だよい?俺がランを頼ったように、ここでは俺に頼ってくれないか?」
ランの隣に座り、出来るだけ優しく話しかけた。
「・・・・・・・ありがとう。じゃあ、少しだけ寝ても良いかな?」
「もちろんだよい」
ほらと布団をめくり、ランを横にした。
布団に入って、俺を見上げるラン
「(・・・・・可愛いねい)」
髪をすくように頭を撫でると気持ち良さそうに目を閉じるラン。
「頭撫でられるのって気持ちいいね」
ランは俺やエースの頭を良く撫でてくれていた。
「俺も沢山撫でてもらったからねい。これからは俺が沢山撫でてやるよい」
「ふふ。嬉しいかも」
「ほら、寝ろよい」
「ね、マルコくん、寝るまで頭撫でてて?」
「良いよい」
スースー
ランが寝たことを確認して部屋を出た。
船大工やクルーに部屋の準備を指示して食堂に向かった。
「あ~。マルコ。ランは?」
そこにはエースとリンが座っていた。
船内を見て回ったら疲れたから休憩中らしい。
「俺の部屋で寝てるよい」
リンが目を開いて驚くと同時にホッとした表情をした。
エースも気づいたようで、
「どうかしたのか?」
「いや。
やっと眠れたんだと思ってね♪」
「どういう事だよい?」
リンは困ったように笑いながら、ランがこの1か月あまり睡眠を取らずに仕事ばかりしていたと話した。
食事もあまり進んで食べてはなかったらしい。
「俺達が帰った後からってことかよい?」
「うん。元々そんなに寝る方でもなかったけど、この1か月は特に酷かったよ?だから今眠れてるなら良かったと思ってね」
私にも全然甘えてくれないからね~。
寂しそうに笑うリン。
「・・・・・・・・・こっちに来たからには嫌ってほど甘やかしてやるよい」
覚悟してろよい。
(マルコ~。あの子は手ごわいよ~)
(頑張るよ~い)