悠久を漂いし孤高の浮き雲
「……入りなさい」
「気づいてたのか」
自室に戻り着替えた骸がある気配に気づき扉越しに話しかけた
「当然です。永年の腐れ縁ですから
本当、貴方といい、マリアンといい……勘のいい男は嫌いですから特に過敏になるんです」
「そう言うなよ、リド。お前も大概勘がいいじゃねぇか」
「その名前は捨てました。"今は"元帥です
ネア、砂糖とシロップはそこに置いていますので自由にどうぞ」
ベッドの上にドカッと座ったアレン、否…ネアがコップを受け取り砂糖とシロップを少しずつ入れてから口をつけた
「俺にとってはリド以外の何者でもないさ。しっかし……アレンの躯も動きにくいな……」
「文句を言うならば他の躯にすればよかったでしょう。彼を選んだのは他ならぬ貴方ですよ」
「つれねぇなぁ…。ところでマーレの件なんだが、三重生活は諦めたらしいな」
「……伯爵ですか。基本的にノア側にいるようにするらしいですね。そんなことを言えば神田が何を言い出すかわからないので内密に……」
ズシ……と骸の背中に重みがかかり黒髪がゆらりと彼の視界に入った
黒髪の隙間からは聖痕が浮かび普段よりも幼げな表情を浮かべている
「ばぁ!」
「お、マーレ!!」
「はぁ……ネアにおぶさりなさい。重いです」
「むぅ…。リドのいけずー」
「先程もネアに言いましたが、その名は捨てました。君は普段から呼んでいるでしょう?」
「リドはリドなの!ネアもネア!」
「アレンの躯だけどな」
「それ言っちゃやだ。アレンとネアは違うの!だから…あれ……?」
「悪ぃ悪ぃ、混乱させたな。今はネア、こうだろ?」
「うん!」
「ここにはロードの能力で?」
「うん、そう。みんなと手合わせに来たんだよ。もちろん、六道…君もね」
ニイッと笑う雲雀の頭から聖痕が消えていき肌色も戻っていくのをみながらネアは意識を手放し、アレンの躯が崩れ落ちるのを骸は受け止めた
「気づいてたのか」
自室に戻り着替えた骸がある気配に気づき扉越しに話しかけた
「当然です。永年の腐れ縁ですから
本当、貴方といい、マリアンといい……勘のいい男は嫌いですから特に過敏になるんです」
「そう言うなよ、リド。お前も大概勘がいいじゃねぇか」
「その名前は捨てました。"今は"元帥です
ネア、砂糖とシロップはそこに置いていますので自由にどうぞ」
ベッドの上にドカッと座ったアレン、否…ネアがコップを受け取り砂糖とシロップを少しずつ入れてから口をつけた
「俺にとってはリド以外の何者でもないさ。しっかし……アレンの躯も動きにくいな……」
「文句を言うならば他の躯にすればよかったでしょう。彼を選んだのは他ならぬ貴方ですよ」
「つれねぇなぁ…。ところでマーレの件なんだが、三重生活は諦めたらしいな」
「……伯爵ですか。基本的にノア側にいるようにするらしいですね。そんなことを言えば神田が何を言い出すかわからないので内密に……」
ズシ……と骸の背中に重みがかかり黒髪がゆらりと彼の視界に入った
黒髪の隙間からは聖痕が浮かび普段よりも幼げな表情を浮かべている
「ばぁ!」
「お、マーレ!!」
「はぁ……ネアにおぶさりなさい。重いです」
「むぅ…。リドのいけずー」
「先程もネアに言いましたが、その名は捨てました。君は普段から呼んでいるでしょう?」
「リドはリドなの!ネアもネア!」
「アレンの躯だけどな」
「それ言っちゃやだ。アレンとネアは違うの!だから…あれ……?」
「悪ぃ悪ぃ、混乱させたな。今はネア、こうだろ?」
「うん!」
「ここにはロードの能力で?」
「うん、そう。みんなと手合わせに来たんだよ。もちろん、六道…君もね」
ニイッと笑う雲雀の頭から聖痕が消えていき肌色も戻っていくのをみながらネアは意識を手放し、アレンの躯が崩れ落ちるのを骸は受け止めた
