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鬼の舞踏会

――十年後…




「骸ー!!」


「骸弥、そんなに走ると転びますよ」


「大丈夫!あのね、竜希が来るって凪が言ってたの!本当?」


「えぇ。来ますよ、神無も鬼頭も、竜希も…新たに華と神楽が生まれたそうです。また従兄弟が増えますね」


「うん!」


骸弥を抱えて微笑みながら骸は少し離れた位置で電話をしている雲雀に目を向けた



「うん、こっちは平気だよ。父さんも気にかけてくれるし…
華鬼兄様は心配しすぎ。神無と子供達のことも気にしてよ」


「恭、恭」


「ん?骸弥、兄様と話したいの?」


骸弥はこくりと頷いたのを見て受話器を差し出すと嬉しそうに受話器の向こうにいる華鬼へと声を張った


「華鬼!また手合わせして!」


《あぁ、わかってる。骸弥、元気か?》


「当然!竜希は元気?」


《それなりにな。竜希も会いたいと言っていた》


「ホント!?いつ来れる?」


《来週の週末だな。神無の体調にもよるが……》


「楽しみにしてる!神無にも無理しないで、って言っておいて!」


《伝えておく。恭に変わってくれるか?》


「うん!恭、華鬼が変わってって!」


「ありがとう。骸弥、骸と遊んでおいで」


「はーい!」


骸弥は元気よく駆け出して骸の元へと向かったのを雲雀は見送ると少し表情を固くした
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