このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

動き出すのは《最愛》の為に

「は……?」


すっとんきょうな声をあげたのは雲雀に瓜二つで三編みにして束ねている赤ん坊だった
その目の前にはフードを目深に被って顔が半分くらい隠れた赤ん坊は冷静に状況を説明していく


「君が主にしている《人類最愛》がイジメを受けている、って言ったんだよ、風」


「ふふふ…私の大切な大切な大切な《人類最愛》を傷つけたのは何処の馬鹿です?」


「ボンゴレファミリー
キャバッローネや《人類最愛》の表の家族だよ
首謀者は彼の姉、自称《人類最愛》
僕だって耳を疑ったさ。リボーンからそんな連絡が来るんだからね。君も行くかい?」


「もちろんですよ
マーモン、抱えてあげましょうか?」


「余計なお世話だよ、と言いたいところだけど…生憎、君も知っている通り体力は皆無だからね。お願いするよ」


ボフンっと音をたてて赤ん坊だったはずの風はチャイナ服を着た青年に変わってマーモンを腕に収めてその場から屋根へと飛び移った


「ところでイーピンも入っているんですか?」


「残念ながら、ね」


「構いませんよ
私の主人に手を出したならば主人の命に従うまでですから」


「つくづく君たちは敵に回したくないタイプだ
闇口衆──その影の当主である闇口風は特にね」


「私だって敵に回したくありませんね、時宮は苦手ですから」


「《人類最愛》の為に動くなら敵なんて関係ないから僕には関係ないけどね」


そうですね、と微笑んで風はそのまま軽く飛んでいきしばらくすると見えなくなっていた
1/3ページ
スキ