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憂いを持つ優しき鬼による終焉

「曲識のにーちゃん、やっと終わったか。つっても暇すぎて遊んじゃったから終わりそうなんだけど」


「ぎゃはは、我慢ぐらいしろよぉ!まっ僕的には楽しめたからいいんですけどぉぉっ!」


「……なぁ、碧識は大丈夫なのか?」


「さぁ。でも、もう立ち直ってるみたいだぜぇ?そんなに碧識は弱くありませぇぇっん!」


拘束服のまま哄笑する出夢と退屈そうに右手でナイフを弄ぶ人識
彼らの目の前にはリボーン。しかし右腕と左足を失い右足で膝をつき、いつものポーカーフェイスを崩して苦しげに人識を見ている


「まぁ……弱かったら愛されてねぇからな。優しさと強さは紙一重ってか」


「甘いんだって、碧識は」


「違いねぇ。ところでさぁ……理澄、こいつが最強の殺し屋って言ってんの?」


「そうなんだねっ!兄貴と哀川のおねーさんを侮辱してるようなものなんだよっ」


「ぎゃはっ!マジかよ
人識にも触れられないくせに最強の殺し屋とかふざけんなよ、赤ちゃん」


「……っ、」


「俺達のことを知ってて仇をなすなんて馬鹿な奴だな。零崎がどんな集団かは知ってんだろ?」


「(まさか、ダメツナの奴が零崎だったなんてな……)」


「まぁ、《人類最愛》に手を出した時点で裏世界全体を敵に回したようなもんだけどよぉ。いや、表世界も味方だなぁ!」


「警察の人達と玖渚機関、哀川のおねーさんはとーっても怒ってるんだよっ」


「陵遅刑ってのをやろうと思ったけど、時間掛かりそうだからなぁ……」


「あれって2日以上かけねぇと駄目なんだろぉ?そんなの待ってらんねぇって」


「だよなぁ。仕方ねぇ、終わらせるか
この範囲だったらいけんだろ」


ナイフをしまって糸を取り出すと指を数回動かすと──


「!!」


ブシャアッ!!



残されたものはバラバラになった肉片だけだった


「碧識の優しさを知っておきながら裏切るなんて傑作だな」



リボーン、処刑完了
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