家族を見限りましょう
「ふわぁ……」
一つ欠伸をして椅子にもたれる一人の少年
彼はそばのソファーに座る二つの人影を前に苛々していた
「君たちはどうしてここに来たの?」
「これからはナミがボスだ
よってボンゴレ雲の守護者にヒバリ、てめーを任命するぞ」
「……沢田綱吉は?」
「ツナは…ボスから除籍されました……」
「なるほどね。沢田江波を認めた覚えはないよ
ねぇ?」
首だけ窓へと目を向ける雲雀に二人は怪訝そうな表情を浮かべた
「誰か……来る…!」
「隠れてないで出てきたら。じゃないと僕は家業を全うするよ」
「わぁーダメダメ!!
せっかく傍観してもらってたのに意味がなくなっちゃう!!」
慌てたように窓からひょこっと姿を現した彼に雲雀はいとおしそうに腕を伸ばす
「あぁ、綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉!!!!
会いたかった、触れたかった!!ねぇ、触れていい?いいよね?拒まれたら僕自殺するよ!」
「「なっ……!」」
「わぁー久しぶりだぁ…
ごめんね。待たせた分、後で相手してあげるから」
「……だったらこの女と赤ん坊に家業を施行したら…いい?」
「ダメだってば
そんなことしたら嫌いになるよ!」
「!!……ごめ…っ…やりすぎ、た…から、捨てないで…嫌わないで…!」
綱吉へと笑みを浮かべていた雲雀が一変し泣きそうな顔になったのを見て江波とリボーンは驚愕した
目の前にいるのは最凶の雲雀恭弥とは違うのか──…
「捨てないよ。大切な恭弥と闇口は頼まれても手放すつもりはないから!
オレは恭弥が大好きだから、そんな顔…しないで」
「……分かった…
この二人はどうすればいい…?」
「とりあえず放置
まだ、何もはじめてないからね。それに……確かめなきゃ」
「……綱吉が、傷つくのはもう、見たくない──…」
寂しげに綱吉の袖へと掴みながら体を震わせる雲雀を落ち着かせるように綱吉は満面の笑みを浮かべた
「オレは平気だよ
それに、明日で最後だから……」
「…約束……」
「うん、約束だよ!
今日ね、出夢が来るんだー。だから恭弥、美味しい料理、たっくさん作って!!」
「親友の頼みならば喜んで」
穏やかな表情のまま雲雀は綱吉と手を繋いで応接室を出ていった
一つ欠伸をして椅子にもたれる一人の少年
彼はそばのソファーに座る二つの人影を前に苛々していた
「君たちはどうしてここに来たの?」
「これからはナミがボスだ
よってボンゴレ雲の守護者にヒバリ、てめーを任命するぞ」
「……沢田綱吉は?」
「ツナは…ボスから除籍されました……」
「なるほどね。沢田江波を認めた覚えはないよ
ねぇ?」
首だけ窓へと目を向ける雲雀に二人は怪訝そうな表情を浮かべた
「誰か……来る…!」
「隠れてないで出てきたら。じゃないと僕は家業を全うするよ」
「わぁーダメダメ!!
せっかく傍観してもらってたのに意味がなくなっちゃう!!」
慌てたように窓からひょこっと姿を現した彼に雲雀はいとおしそうに腕を伸ばす
「あぁ、綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉!!!!
会いたかった、触れたかった!!ねぇ、触れていい?いいよね?拒まれたら僕自殺するよ!」
「「なっ……!」」
「わぁー久しぶりだぁ…
ごめんね。待たせた分、後で相手してあげるから」
「……だったらこの女と赤ん坊に家業を施行したら…いい?」
「ダメだってば
そんなことしたら嫌いになるよ!」
「!!……ごめ…っ…やりすぎ、た…から、捨てないで…嫌わないで…!」
綱吉へと笑みを浮かべていた雲雀が一変し泣きそうな顔になったのを見て江波とリボーンは驚愕した
目の前にいるのは最凶の雲雀恭弥とは違うのか──…
「捨てないよ。大切な恭弥と闇口は頼まれても手放すつもりはないから!
オレは恭弥が大好きだから、そんな顔…しないで」
「……分かった…
この二人はどうすればいい…?」
「とりあえず放置
まだ、何もはじめてないからね。それに……確かめなきゃ」
「……綱吉が、傷つくのはもう、見たくない──…」
寂しげに綱吉の袖へと掴みながら体を震わせる雲雀を落ち着かせるように綱吉は満面の笑みを浮かべた
「オレは平気だよ
それに、明日で最後だから……」
「…約束……」
「うん、約束だよ!
今日ね、出夢が来るんだー。だから恭弥、美味しい料理、たっくさん作って!!」
「親友の頼みならば喜んで」
穏やかな表情のまま雲雀は綱吉と手を繋いで応接室を出ていった
