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罪人たる者への想いは慈悲か憎悪か

「碧識君、これからどうするんだい?」


「えっとね…、明日。全部終わらせようと思うんだ」


「でもいいのかい?今更なんだけど、君の元姉だろう?」


「……うん。でも、もう……嫌なんだ
これ以上、恭弥や冥識のお兄ちゃんに我慢もさせたくない
それに、止まっていた歯車を動かしたのは――向こうなんだから」


綱吉の瞳には以前のような優しさを帯びた瞳ではなく憎悪が宿っていた


「碧識が言うならいいっちゃよ
正直、俺達も我慢するのは疲れたっちゃ」


「そうですねぇ。私も人殺しは極力避けたいんですが、碧識君の為なら鬼だろうと何だろうとなっちゃいますよぅ」


「僕も今回ばかりは枷を外そう。それも悪くない…」


「かはは。やっと暴れれるのかよ
待たせ過ぎだっての」


「ぎゃははっ!!僕も頑張っちゃうぜぇっ!なぁ、理澄?」


「兄貴の言う通りなんだよっ!私は見てるだけしか出来ないけど、手伝えることは頑張るんだねっ」


「僕は碧識がいればいい
碧識が望むならば何でもやるつもりだよ」


「僕もその所存です
僕も既に堪忍袋の緒が切れてますしね」


「ありがとう!!」


綱吉が笑顔で答えるとそれにつられて全員の顔に笑みが浮かぶ







(ところで…恭弥、なぜお前がいる)
(あれ?知らないの、ぐっちゃん)
(碧識と恭弥は親友以上の存在ですよ)
(!知らなかったぞ!?そ、そうだ……その、暴君は……)
(気にしてないよ。別にぐっちゃんはぐっちゃんでしょ?だって)
(良かった……)
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