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罪人たる者への想いは慈悲か憎悪か

「凪、そちらはどうです?」


《相変わらずです
しかし少し内部分裂も見られますね…》


「そうですか。……凪、なぜ画面が逆さまなのですか?」


骸は逆さまの画面が映り疑問を口にした
天井が下にあり床が上にある。家具なども逆さまに移っている


「あれ?この部屋……」


「沢田江波の部屋ですよ」


「うわ、嫌だ。何で害虫共はあんな女の部屋なんかにいられるわけ。信じらんない」


「恭弥、言っておきますが沢田江波の部屋は碧識の部屋と構造は同じですよ」


「でも部屋は別。というか碧識の家はここでしょ?」


当然だと言わんばかりに不思議な顔をする雲雀に綱吉は表情を明るくした


「ところで凪に何をさせてんの?」


「幻術を使用してボンゴレに潜入ですよ
まぁ、逆さまなのは気になりますが」


《申し訳ありません。いつもの癖で天井に足を付けていたのを失念していました》


しばらくしてから画面が傾き正常に戻った


「で、内部分裂って?」


「今すぐ碧識をやってしまうか、経過を見るかの二派に別れていましてね…どちらも愚かですが」


「そういうことか。ねぇ…碧識、何かやりたいことでもあるの?」


「あ、うん。でももう少し待って
出夢やお兄ちゃん達が来てから話すから」


「そう。分かった」


雲雀が納得したように綱吉の髪を弄り始めて暫くしてから人識に引っ付いた出夢やそれにため息をつきながら軋識と大量の荷物を両腕に下げた舞織と曲識が帰ってきた
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