少しばかりの絶望と共に一つの終わり
「ん?ナミか?」
机に震える携帯を手に取りその部屋の主、ディーノは通話ボタンを押す
「よぉ、ナミ!どうした?」
《に、逃げて!!ディーノさん、雲雀さんから逃げてください!!》
切羽詰まったような妹分の声色にただ事では無いと悟り声を低くした
「恭弥から逃げろってどういうことだ?」
《雲雀さんは裏世界の匂宮の一員で、ディーノさんを殺すつもりなんです!》
「何だと!?恭弥が匂宮!?」
机をバンッと叩き勢いよく立ち上がったディーノに傍にいたロマーリオは何事かと聞き耳を立てる
「恭弥はまだ学生だぞ!それに俺と修業した時だって…!」
「へぇ…あの程度で僕を匂宮でないと否定し、ただの学生である一般人だと仮定するんだ。愚かで嘆かわしく憐れだね」
「「────ッ!?」」
ディーノを見上げるように顔を上げた彼にロマーリオもディーノも気付かず、驚愕した
雲雀は携帯を取り上げて電話口の彼女へと静かに口を開く
「沢田江波…」
《なっ…ぁ……っ!ひ、ばり…さん…!!》
「綱吉はいないのかい?」
《……っ……》
電話越しに聞こえるのは息を呑んだ音のみ
興味なさげに雲雀は携帯をグシャッと握り潰した
パラパラ…と音を立てて携帯の部品は崩れ落ちる
中でも大きな部品を踏みつけながら《殺し屋》は宣告する
「さぁ、《最愛》の依頼を遂行しよう
僕は匂宮。殺戮奇術集団・匂宮雑技団の1人であり成功者――《漆黒愁愛(ジェノサイドコントロール)》
速やかに殺戮を行い、素早く依頼をこなし、進んで秩序の為に仕事を行おう」
机に震える携帯を手に取りその部屋の主、ディーノは通話ボタンを押す
「よぉ、ナミ!どうした?」
《に、逃げて!!ディーノさん、雲雀さんから逃げてください!!》
切羽詰まったような妹分の声色にただ事では無いと悟り声を低くした
「恭弥から逃げろってどういうことだ?」
《雲雀さんは裏世界の匂宮の一員で、ディーノさんを殺すつもりなんです!》
「何だと!?恭弥が匂宮!?」
机をバンッと叩き勢いよく立ち上がったディーノに傍にいたロマーリオは何事かと聞き耳を立てる
「恭弥はまだ学生だぞ!それに俺と修業した時だって…!」
「へぇ…あの程度で僕を匂宮でないと否定し、ただの学生である一般人だと仮定するんだ。愚かで嘆かわしく憐れだね」
「「────ッ!?」」
ディーノを見上げるように顔を上げた彼にロマーリオもディーノも気付かず、驚愕した
雲雀は携帯を取り上げて電話口の彼女へと静かに口を開く
「沢田江波…」
《なっ…ぁ……っ!ひ、ばり…さん…!!》
「綱吉はいないのかい?」
《……っ……》
電話越しに聞こえるのは息を呑んだ音のみ
興味なさげに雲雀は携帯をグシャッと握り潰した
パラパラ…と音を立てて携帯の部品は崩れ落ちる
中でも大きな部品を踏みつけながら《殺し屋》は宣告する
「さぁ、《最愛》の依頼を遂行しよう
僕は匂宮。殺戮奇術集団・匂宮雑技団の1人であり成功者――《漆黒愁愛(ジェノサイドコントロール)》
速やかに殺戮を行い、素早く依頼をこなし、進んで秩序の為に仕事を行おう」
