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少しばかりの絶望と共に一つの終わり

「次はここを右に……」


と言いながら右折したのは
一人の少年

一人の裏世界の住人

一人の殺し屋

一人の匂宮



一人の




――《人類最愛》の親友




「な、なんだ!」

「どうやってここに!見張りの奴はどうした!!」

「ボスに報告だ!」




「うーん……ひーふーみーよーいつーむー…大方30人ってところか。なら武器は必要ない
邪魔だよ、虫以下

───《暴飲暴食》!!」


少年は───匂宮恭弥は跳躍し、集団の真ん中辺りに両手を熊手のように構えたあと、思いっきり振り下ろすと───

いとも簡単に、あっさりと食べられた



「なっ……」

「に、逃げ……っ!」



「逃がさないよ。依頼は絶対、秩序に従順、使命に服従し親友の《最愛》が為に」


着地するなり身を翻して蹴りを入れていく
入れられたものはあっけなく体の一部をごっそりと抉られる


頭を抉られる者


脇腹を抉られる者


胸を貫かれる者


顔の一部を抉られる者



屍の種類は多種多様、死屍累々。ただ、無機質に体の一部を亡くして横たわる
それらを気にも止めずにただ目的地を目指す
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