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不朽?そんなものありませんよ

「あっ、出た出た
お久しぶりです、蒼姉」


【うにっ♪
きょーちゃん、飛行機に乗ってるのかな?】


「はい。イタリアに向かう途中です」


電話越しに楽しげな声を聞き、雲雀は顔を綻ばせた


彼にとって彼女は上司


彼にとって彼女は同士


彼にとって彼女は同志


彼にとって彼女は───


《人類最愛》に次ぐ、秩序だった



「蒼姉、今からキャバッローネのパソコンに蒼姉の作ったウイルスをばらまいて欲しいんです」


【うん、いいよ
他ならぬきょーちゃんの頼みなら私は何でも聞いてあげるんだ
だからきょーちゃん、私からも頼みごとがあるから聞いてくれる?】


「はい、蒼姉の頼みならば碧識と相反することが無い限り聞く所存です」


【うふふ、私が碧識君と対立しちゃったらきょーちゃんはどっちに付くのかな?】


「それは困りましたね
…でも、今のところは碧識、と言っておきます
貴女には感謝していますが、碧識の存在には代えられませんから」


その言葉に電話の相手である《死線の蒼》は怒るわけでもなくただ嬉しそうに返した


【それを聞いて安心したよ。ずーっと気になってたんだよね、きょーちゃんが私と碧識君のどっちが一番かって。
そうだ、頼みごとはキャバッローネファミリーを木っ端微塵にして欲しいんだ
じゃあ、きょーちゃん、碧識君の為に頑張ってね
また三日後】


「ありがとうございます、蒼姉。では」


雲雀は携帯を耳元から外し、飛行機の窓へと目を向けた

右手に携帯を持ったまま





プツッ…











ツー…












ツー……











ツー………














~♪~♪










「(クスッ)」






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