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人気者と嫌われ者の違い

「おはよう!」


綱吉はいつものように学校へと登校していつものように挨拶をする
しかし返ってくるのは罵声に怒声


「よく姉貴をいじめておいて学校に来れるよな!」

「サイテーだよ!!ナミちゃんは悪くないのに!」

「死ねよ!!」


しかし、いつもと違ったことが一つ…


「おはよう、沢田」


「「「「え………?」」」」


1人だけ机に座った綱吉に近づき挨拶をした
その現象に綱吉とその人物以外の全員が驚いた


「高坂?お前、何言って…」


「ただ挨拶をしただけだよ?なぁ、沢田?」


しばらく呆然としていた綱吉が慌てたように口を開いたと思えば戸惑い


「……あっ!!えぇ!?」


「やっと気付いたみたいだね、綱吉」


「び、びっくりしたぁ……
二回目は無いと思ってたのに……」


「僕だってこんなところにいたくなかったんだけど…アイツが聞かなくてね」


「嘘…もしかして、来てるの?」


「今ごろは応接室でのんびり過ごしているだろうさ
ところで、これはどういう有様だい?獄寺隼人も山本武も君に罵声を浴びせるなんて…」


「う……っ。ちょっと…ね
ほら、ナミが…」


「あぁ、あの…性格ブスで愚者で大バカで君の二つ名を名乗っている女か」


綱吉と話している人物の示す女が誰を示したのか分かったクラスメイトは顔を歪めた
その言葉を代弁するように獄寺は怒鳴った


「高坂ッ!てめぇ、沢田の味方するのかよ!」


「煩いなぁ……主をコロコロと変える忠犬
まだ気付かないのかい?僕は君たちもよく知っている人物さ」


「何だと!?」


「幻術か…?」


「当たりさ
久しぶりに元の姿に戻るよ。彼はもう戻っているけれどね」


「わぁ、久しぶりだ
大人の姿であんまり見れないし、赤ん坊の方が頬っぺたプニプニだし」


綱吉が明るい口調で笑うと霧が教室内に立ち込める
少し時間が経てば徐々に霧は晴れて中から先ほどまでその場にいた姿とは異なった、大人が一人立っていた


「久しぶりだね、ボンゴレ
この姿でははじめまして、かな?」
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