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最期の後悔

「あぁ、待ってらんねぇ!
次アタシが行くぞ。琉識」


しびれを切らした潤が指をポキポキと鳴らして踏み出た


「今までどこに行ってたのさ、潤」


「ん?校門の方に何か野次馬がいたからさ。音織と一緒に掃除してきた」


「なるほど…野次馬がいるということは遊馬が知らせなかったと…」


「知らせるだと…!?」


言葉の意味が分からずリボーンは悲鳴に近い声で叫んだ


「あぁ、言ってなかったっけ?この並盛には糸が張り巡らせてあって《病蜘蛛》が住人の居場所を把握しているんだよ
音織、残りの住人は?」


「みゅはは、残りは50もいないよん!萌太と崩子、姫ちゃん、ユエちゃんなら10分足らずで終わるかな!」


「そっか。なら早く終わらさないとな

潤………ってあれ?潤!?」


琉識が先ほどまで潤のいた場所には誰もおらず少し離れたところで潤はリボーンを見下ろしていた


「てめぇ、家庭教師だろ?
んで、昔、アタシに仕事を依頼したよな?」


「……っ……!」


「クソつまらねぇプライドが邪魔して自分の過ちを認めないのか?


ふざけんな!!

今まで琉識のヤツが何度もチャンスを与えてたんだろうが!アタシ達を呼ぶ前までにいろいろな矛盾があったことに気付かなかったって言わせねぇぞ
アタシの身内を壊そうとするなんてよぉ…よっぽどの怖い物知らずなんだな」


シニカルに笑った潤の目が笑っていないのを見てリボーンは悟った



「(俺達は絶対に手を出してはいけないツナを敵に回してしまっていたんだな…)」


「今になって後悔か?あははっ!!で、抵抗はしねぇのかよ?」


「《人類最強の請負人》を目の前にして勝てるなんて思っちゃいねぇ…ましてや、以前に力の差を思い知らされたからな」


右手に持った銃を下ろしたリボーンに琉識は興味がなくなったように潤に一言だけ呟いた


「潤、壊せ」


「琉識様……」


「(せめてもの情け…か)
時間が押してるからな」


「ふーん…まっ琉識が言うなら仕方ねぇな

てめぇとはもう一度仕事をしたかったぜ、リボーン」


「俺もだぞ、哀川潤」


潤はそのまま頭を鷲掴みにしてニヒルに笑った
リボーンは最後に悲しげに笑ってそのまま潤に身を委ねた






グシャッ











「最期に笑うなんて、アイツらしーな
琉識、アタシの私情に付き合わせて悪かったな」


「潤もオレも…身内には甘いな」


「まっ、いいんじゃねーか?」




リボーン──処刑、完了
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