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戯曲の開始

「おい、野球バカ…別々に行動するぞ!」


「じゃあ俺は笹川やセンパイと合流してクラスの奴を20分間逃げさせる!」


「梨奈さんも逃がさねぇと…」


「じゃあ俺は東棟に行くから獄寺は特別棟に行ってくれ!」


「チッ…仕方ねぇ!」


獄寺と山本は別れてそれぞれの校舎へと入っていった









「あっ、山本!!」


「谷口か!笹川も一緒みてぇだな!」


「山本君…私たちって…本当に殺されちゃうのかな…?」


「でも、ツナの目はマジだった…アイツならやりかねないだろうな」


「お兄ちゃんと梨奈ちゃんは!?」


「今、獄寺が梨奈を探しに行ってる!センパイは今から探すから一緒に付いてきてくれ」


「うん…!」


「山本、一体…どうなってんだよ!!沢田は神川を虐めたんだろ?何で俺たちまで…」


そこまで言った谷口は口をつぐんで耳を澄ませた


カツン……


「な…なぁ、山本…何か聞こえないか?」


カツン…


「くつ、おと…?」


カツン…


「近づいてる……っ」


カツン!


ブシャァッ…


グチュッ




「やはり、山本武でしたか…。まぁいいでしょう」


ブーツの音が止まったかと思った最中に血飛沫の音と肉を断ち切る音、肉片を踏みつける音が静かな廊下に響いた


「谷口…!!」


「六道君…!?」


「汚らわしい…嘆かわしい。そういえば貴女は琉識様があのお姫様気取りの醜女を虐めているという噂を流したグループのうちの一人ですね。凪から聞いています。三浦ハルと黒川花の3人で噂を流した、と」


「……ぁ…っ!ツナ君は…梨奈ちゃんを…!」


「そういう意味ではありませんよ
…貴女は見たんですか?彼があの女に暴力を奮った場面を、状況を」


「!!?」


「その表情が見れただけで結構です
あぁ、貴女の兄もまだ殺しませんから安心してください

では、残り僅かな時間を有意義にお過ごしください」


狐識は大量の血痕がついているパレットナイフをしまいながら踵を返してその場から消えた
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