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家族と哀歓

「琉識さん、姫ちゃんはどれを貰っていいですか?」


「んー…とりあえず、そこのフゥ太な
それ以外はオレ」


「うわっ!姫ちゃんは一人だけですか!?」


「オレを誰だと思ってんだ」


「そうでした。琉識さんは自己主張でした!!」


「自己主張じゃないだろ。自分で言うのもなんだが自己中だ
いらないならいいけど?全部オレが貰うし」


フイッと琉識が手袋をはめると一姫は焦ったように止めた


「姫ちゃんが悪かったです!だから下さい!」


「そう言えばいいんだよ
じゃ、始めるか

人類哀歓、零崎琉識


只今より零崎を開幕する」



目を閉じ再び開いた瞳は赤く赤く紅く紅く染まっていた




「やっぱりオレにとっては裏世界の方が合っているらしい
表じゃあれしろ、これをしろ、おまえはこれからマフィアのボスだとか言うだけ言って結局はモノ扱い
オレはモノじゃないんだ。誰もオレを見てくれない世界なんて拒絶して拒絶して拒絶し尽くしてやる」


四重僭主を取り出し切っ先をスッと横に引くとランボとイーピンの首を刎ねた


「零崎に仇なす者、老若男女問わず皆殺しが普通なんだよ
子供であろうと母親であろうと関係ない。オレを捨てたんだからオレに拒絶されるのも当たり前。そうだろ?


カアサン?」


・・・・・・・・・・・
全く血が付着していない四重僭主を奈々の目の前へと出した


「ごめんなさい…っ!ツッ君の気が済むなら何でもするわ…だから!」


「へぇ、じゃあ
その命で償ってよ」


ズブッ…



「…ぇ………?」


奈々はなにが起こったのか分からず息絶えた



「何でもって軽々しく言わないでよ。恭弥や骸、凪はその覚悟があるからオレに付いてきてくれたんだ
でもそんな覚悟の無い奴が軽々しく何でもって言うなよ」






沢田奈々、イーピン、ランボ──処刑、完了
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