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家族と哀歓

「ここが琉識さんの家ですか?」


「あぁ。だが"元"だ」


「琉識、入るわよ」


「そう急かすなってユエ」


「そうですよ、ユエさん
でも早く姫ちゃんも入りたいです!」


一姫に背中を押されながら綱吉は自宅のインターホンを鳴らした
二階にいたのか階段を降りてくる音がする


ガチャッ…


「久しぶり、奈々さん」


「ツッ君!?」


「……ランボとイーピン、フゥ太は上か。ビアンキは庭

あぁ、そうだ
奈々さん、面白いモノを見せてあげるよ」


綱吉は携帯を取り出してメールフォルダを開いていく
自分に見向きもせず他人行儀な息子を見て奈々の顔は少しずつ青ざめていく


「ツッ、君……?」


「あったあった!
これ、誰だと思う?」


綱吉が画面を奈々に見せると映っていたものは首が無い死体が椅子に座り何かを抱えている姿


「え……っ、あ、なた……?どうして…!イヤァアァァァアァア!!!」


「「「「ママン!!?」」」」


「嘘よ嘘よ嘘よ!」


必死に叫ぶ奈々に尋常じゃないと気付いたのか階上からはランボとイーピン、フゥ太が庭からビアンキが駆け寄り綱吉を睨み付けた



「ツナ!ママンに何をしたの!!」


「嫌だなぁ、ビアンキ
ただ画像を見せただけだよ。ユエ、よかったな」


「楽しませてもらおうじゃない。毒サソリ」


綱吉の背後から現れたM.M.にビアンキは驚いてポイズンクッキングを構えた


「貴女…!」


「あぁ、イヤね
その濁り切った目で睨まれても全然怖くない
キャハハッ!!《病蜘蛛(ジグザグ)》、残りの子供と母親はアンタと琉識で分けなさい」


「分かりました!」
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