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崩壊への兆し

「クスクス……」


数十人に囲まれながら琉識は笑っていた
笑っていたというよりも嘲笑っていた


「…こいつ…っ
梨奈様を虐めたと言っていた!!」


「ドン・ボンゴレ…っ!!」


「ふざけんな。オレはあんな組織、継がねぇよ
寧ろ、ぶっ壊すつもりだしな」



「ボンゴレを、ぶっ壊すだと…!?」


「あぁ。マフィアのトップとか言ってるくせに、ここの女なんかに骨抜きにされて出身すら分からねぇ組織なんてぶっ壊すほうがいいだろ?」


あはは。と笑いながら尋ねる琉識に気圧され動くことすらままならなかった男達


「紅月、蒼陽。この二つを意味するものを知ってるか?」


「二本の…日本刀…?」


「ま、まさか…っ!!」


「オレの名は零崎琉識
《人類哀歓》《異質な零崎》《四重僭主》《破壊崩壊》この4つがオレの通り名だ

最も、こっちなら《四重僭主》か《破壊崩壊》」


「な、に……」


ザシュッ


ゴトッ…


男達はその後の言葉を紡ぐこともなく首と胴体を離された者、四肢を離された者、内臓を顕にさせている者、肉片と化した者など様々な屍となって積み重なっていた


チンッ…と琉識は鞘に刀を収めて目を閉じた


「さすが、琉識」

「武器を取るまででもなかったのでは?」

「琉兄、こちらは終わりました」

「琉兄様、手応えなくてがっかりです」


「まぁ、裏社会のクズだからな
満足感を期待するだけ損さ」


ニイッとニヒルな笑みを浮かべて琉識は目の前のドアを蹴破った
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