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崩壊への兆し

地下3F


「久しぶりに零崎を開演してあげるよ」


雲雀…零崎狼識の通り名の一つであり、得物の名前でもある「殺戮趣味」…その名の通り、1対多人数に適した武器の形をしていた



まがまがしく変形した大鎌のようなモノ


狼識の身長はあろう大きさの一つの棒の両端の逆方向に刃がついている
まるで、大鎌を繋ぎ合わせたような武器



「…雲雀、恭弥…っ!!」


「しかし…トンファーを武器にしていると…」


「不運だね
今は零崎狼識。だからこそ、トンファーではなくこの「殺戮趣味」で殺してあげる


呼吸の始まりだ」


ザクッ


ブシャアッ


ゴトッ




肉を断ち切り、切れ口からは血が噴水のように溢れ、首を狩っていく

その中で狼識は赤い赤い目を光らせ嗤っていた



「ヒッ…っ!た、助け…」


「琉識を僕たちを、裏世界を敵に回したことを悔やみながら死んでいきなよ」



狼識の歩いたあとには原型すらとどめていない肉片のみ
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