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崩壊への兆し

その頃


「も、もしもし…」


多くの財閥からの解約の申し出の電話によりようやく一息つこうとした時にコール音が一室に響き渡る
その電話を恐る恐る取る男


《ようやく、出たわね》


「こ、これは…謂神ユエ様!」


《まぁ、それは置いておくわ

どうも、こんにちは。謂神ユエよ
財閥の皆様とは解約できたみたいだから電話をさせてもらったわ》


「あ、あの…まことに恐れ入りますが、何故…私の財閥がそのような…」


男には思い当たる節がいくつかあったが墓穴を掘るわけにもいかず出方を窺おうとする


《理解できていないの?それともしらばっくれてるの?
とりあえず…私達、四神一鏡は怒ってるの
アンタの娘が人類哀歓を傷つけ、怒らせたんだから当然と言えば当然の報いだけどね
その行いにより私達、四神一鏡は神川財閥との縁を切らせていただいたってわけ》


「ま、待ってください!!」


電話の主、ユエにすがるが


《見苦しいわよ
どうせ、アンタの財閥…カーヴィアがやっていたことはこちらに伝わっているのだから遅かれ早かれこうなっていたのを察しなさい

まぁ、今日までの命
娘へと文句を言うことね
全ての始まりはアンタの娘からなのだから》


「り、梨奈は……プッ…ツーツー…


「くそっ…!!アイツは何をやらかしたんだ!!」


男は吐き捨てるが様々な騒音が耳に響き、そちらへと思考を向けた
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