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裏切り行為

「そろそろクロームにも表立って貰うか…
ずっと味方だと思っていた奴らの表情が楽しみだ」


「クロームも彼らに連絡を取れたみたいですしね」


「骸ー……」


ギュッと骸の腰に手を回して抱きつく綱吉に骸は呆然とした


「綱吉君…?」


「怒りたいときは怒ればいい…泣きたいときは泣けばいい…ただ、自分を偽るのだけは止めて?」


「え…」


「今までそうやって自分の感情を殺してきたんだろ…?でも、もうそうやって感情を殺す必要なんてないよ

骸は骸でオレっていう鎖があるけれど…この体は骸だけのものだから」


「……っ…でも…僕、は…」


「潤は連絡を取りに人識と恭弥は学校でいない
遠慮なんてしないでよ…家賊なんだから」


「……やはり…貴方だけには適いませんね…
せっかく、堪えていたのに」


「あははっ!骸や恭弥のことは分かるよ
怒るのも無理はないよ
神川梨奈は骸や恭弥に酷いことをしたのも同然なんだから」


綱吉の肩に顔を埋めた骸を諭すように綱吉は頭を撫でる


「……実を言うと悔しいんです
こんなに近くにいたのに気付けなかった僕自身が
憎みたいのは山々ですが…もう…六道の名は捨てましたから」


「…そっか
それが骸の答え、なんだね」


「はい。綱吉君…ありがとうございます。気持ちが楽になりました」


「よかった!
じゃあ、そろそろクロームが行動に出る頃かな…骸、行こう!」


「はい!」


笑いあってから骸と綱吉は家を出て学校に向かって歩き始める
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